いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

枯芝を炭の焦がしてピザ焼けり(あ)

「第12回 パン祖のパン祭」に行ってきた。
昨日は「ベケライ・ダンケ」に足を運び、「全国高校生パンコンテスト」の様子を見た。見たといってもパンを作っているところを見たわけではなく、審査結果を待っている様子を見だだけだった。
それで今日は「韮山時代劇場」で昨日実技を競った出場選手のプレゼンテーションがあるというので、そっちの様子も見に出かけることにした。
韮山時代劇場まではバイクで14分。行ったら大駐車場に入るのに結構な車の列ができている。スタッフにバイクを駐める場所を訊いたら、適当に駐めてくださいと言うので適当に駐めた。
野外ステージのある広場にはたくさんのテントが並び、様々な店の様々なパンが飛ぶように売れていた。中でも「田農(でんのう)」の名称で親しまれる地元の農業高校のテントには長い行列ができていて、何がそんなに人気なんだと見たら、テント隣の石窯でピザを焼いていた。1枚200円は安い。見ていると回転も速い。1分も経たないうちに直径20cmほどのピザが次々に焼きあがる。そこで普段は決して列に並ぶことのない私も列の最後尾に並んだ。
ピザは金網に2枚並べて窯に入れる。私はピザを1枚頼んだ。私の順番が来て、販売の高校生は焼き上がったピザを袋に入れてくれるが渡そうとしない。そのうち上に紙を敷いてもう1枚載せようとするので、あのう1枚だけですけどと言ったら、「そうでしたっけ、ごめんなさい」だって。可愛いねえ。たかが1枚買うために列に並ぶ人などいないとその子は思ったのかもしれない。事実、列の人は複数枚買う人ばかりで、1枚だけ買う人はほとんどいなかった。
ピザの後は大ホールへ回り、パンコンテストのプレゼンテーションを聴く。コンテストは、「カリフォルニア・レーズン部門」「地産地消部門」「伊豆の国産全粒小麦部門」「手仕込み部門」の4部門に分かれて技を競う。審査は昨日の実技審査だけで判断されるのではなく、今日のプレゼンテーションの出来具合も加味してグランプリが発表される仕組みだったことを今日知った。
タイムテーブルを見たら、コンテストの表彰式は13:30〜になっていたので、そこまでいたらNHK杯囲碁トーナメント戦が見られないと思い、途中で引き上げてきた。というわけで、コンテストのプレゼンは途中までしか聴けなかったけど、どれもこれもパン作りに込める熱意がバンバン伝わってくるものばかりだった。もし私が審査員だったらとても一等賞なんて決められないな。みんなに一等賞をあげたい。それくらい素晴らしいものばかりでした。

【写真】パン祖のパン祭の様子。

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【スケッチ】馬力(四輪台)(No.17)

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写真では左側の茂みのところに平屋が建っているが、絵がごちゃごちゃするといけないと思って茂みに描いた。
今回は空の描き方に失敗した。これまでずっと青空を描いていたので、少し変化を持たせようと黄色と紫色を青色の上から引いてみた。引いてみてどうもイメージに合わないのでティッシュで拭き取ったが、右上にどんよりした青色が薄まらずに残り、これが絵を暗くしてしまった。いっそ、空を塗らなければよかった。
四輪台の影がうまく表現できず、彩色した後に漫画ペンで輪郭を強調してみたが、そこだけタッチが異なって統一感がない。これまた失敗である。
人物は、前回の反省を踏まえて風景に溶け込ませる意識で描いたつもり。でもやっぱり人物は難しい。

【温泉】あやめ湯。

【タイムラプス】1月21日(日)6:22〜8:58の伊豆長岡の空。

【歩数】1,409歩。