いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

水仙のまづ一つ咲き初むる庭(あ)

今朝、目を覚ましたら、障子窓がほんのり明るい。もう7時の頃合いかと思いながら枕元の石油ヒーターのスイッチに手を伸ばす。スイッチを入れて部屋が暖まるまで布団にくるまりながらブログのネタを考える。
朝はいつもそうやって起きる。平日は仕事があるから4時にアラームをセットしてあるが、土日はセットしていない。せめて土日くらいは時間に縛られずゆっくり朝寝坊したいから。
いつものように布団を畳んで押入れに仕舞い、iPhoneで時刻を確認したら、なんてこったの0時半。障子がほの明るかったのは街路灯の明かりだった。騙された。
が、寝不足の感じはまるでなく、目が冴えきっている。そこで、スケッチを一枚仕上げることにした。そこが一年前の私と違うところ。
スケッチ用に撮りためた写真の中から一枚を選び、パソコンのモニターに大写ししてペンで下描きする。本来は現地でペン描きスケッチをしたいところだが、出かける時間がないのでそうしている。それでも十分絵の勉強にはなる。ともかく今は数多く描くことが大切だと自分に言い聞かせている。
夜中に目を覚まして、それで絵を描くなんて、一年前まではそんな自分を想像すらできなかった。これって、何だろう。自分でもよく判らない。判るのは、絵を描きたいと思う自分がいるということ、それだけだ。
スケッチは3時までに描き終えた。下描きから彩色まで約2時間。細かいところを見ればまだまだ拙いところは目立つものの、模写を通じて描くコツを学んでからは、もっともっと描くのが楽しくなってきた。
今年一年はひとまずこのスタイルを続けて行こうと思う(夜な夜な起きて絵を描くことじゃないよ、撮りためた写真をもとにスケッチの勉強をすることだよ)。そして一年後に、さて、どんな絵を描くようになっているか、私自身それが何よりの楽しみなのである。

【写真】庭の水仙。

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いつ咲くかいつ咲くかと待ってようやく咲いた。一輪だけ。
丘を下る坂道にはすでに咲き揃っているのに、我が庭の水仙だけはまだ咲かずにいた。日当たりが悪いせいかな。今日、水仙が咲いているのを見つけて近寄ろうとしたら、昼過ぎなのに、サクッと霜柱が鳴ったものなあ。

【スケッチ】白壁の家(No.12)。

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この瀟洒な家はペットの泊まれるホテルの西隣にある。ここのご夫婦は三味線と尺八の演奏者として、地区公民館で演奏会を催したりしているが、私はその演奏会に参加したことがない。平日の昼だもの、無理です。
家構えからして、奏でる楽器はピアノかフルートのイメージだが、三味線と尺八という取り合わせ。とくればどうしたって津軽民謡でしょう。ご主人が尺八で奥さんが三味線というところでしょうか。
左側の植え込みはドウダンツツジが主だが、立体感がイマイチ表現できていない。屋根は濃紺のスレート葺きだが、同じ濃さだとべたっとして面白みに欠けると思い、青系と紫系の色を混ぜて変化を持たせた。つもりだが、あまり効果はなかったみたい。

【温泉】あやめ湯。

【タイムラプス】1月14日(日)7:26〜10:00の伊豆長岡の空。38秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215266520758491/

【歩数】2,898歩。