いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

正月や蜂巣も我も子も孫も(あ)

孫の世話4日目。
ママは仕事で朝早く出かけたが、昨日の夕方にカミさんが到着して二馬力になった。
カミさんは横須賀から電車で来た。電車で伊豆へ来るのは今回が初めてである。着いて早々「まあ遠いこと、青森へ行くのと同じくらい遠く感じた」と言う。そんなわけねえだろ。
「伊豆長岡駅で降りて、歩いてたら途中で歩道がなくなって、そのまま歩いて来たけど歩いてたのあたし一人だけだった」って、それって車道だろ。反射炉入口の信号で狩野川の土手側に渡らなかったんだな。そんなの、ちょっと考えたら子どもでも判りそうなもんじゃないか。
いや、人のことは言えない。私だって、青森から東京に出て来たばかりの頃、東名高速道路を歩いたことがあるんだものなあ。たまプラーザの大学グランドから斜面を上ってガードレールを跨ぎ東名高速道路に入った。そして、やけに大きな道だな車のスピードもすごいなと思いながらそこから鷺沼駅まで歩いた。そのときはそれが高速道路だとは知らなかった。後で知った。
カミさんが孫の世話に加わると、料理に全くタッチしなくて済むからとても助かる。今回は車で来ていないので買い出しは相変わらず私の役目だが、しかし、それがかえって孫の世話から一時解放されることになって、私としてもよほど都合がいい。何なら買い物が長引いたふりをしてコンビニでコーヒーでも飲んで帰ろうか、てなもんである。
でも、それができない。買い物をパパッと済ませササっと帰って、「あら、早かったわね」とカミさんに言わせたいと思う。だけどまさか、うちのカミさんがそんなことを言うわけがない。労いの一欠片もなく、「ニラってこんなに高いの? 高かったら無理して買って来なくてもよかったのに」とか、「メモにだしの素って書いといたのに買って来なかったの?」と文句垂れこそすれ、決してありがとうと言わない人なのである。
ああ、こんな調子でまた一年が始まってしまった。やれやれ、今年はどんな年になることやら。

【写真】アシナガバチの巣。

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庭の柘植の茂みに見つけた。
夏、アシナガバチが家の前をずいぶん飛んでいたので、庭のどこかに巣があると思っていたが探せなかった。スズメバチの巣を駆除してくれた業者さんが、他にも蜂の巣があるかもしれないと言って、ついでに庭を探してくれたときはこの巣を見つけられなかった。
学校プールのシャワーヘッドくらいの大きさで、こんなに大きくなっていたなんてちっとも知らなかった。ドウダンツツジの葉が枯れ落ちて露わになった。
アシナガバチやスズメバチは女王蜂以外、冬までに全滅するという。だからこの巣の中は空っぽ、のはず。もしかして死に損ないの冬バチが辺りを飛んでいるかもしれないと思いながら恐る恐る手を伸ばす。枝にくっついた巣の根元をつまんでもぎ取ろうとするが、これが意外に頑丈でなかなか取れない。で、枝を剪定鋏でちょん切ってレジ袋に入れた。
ちなみに一年前の冬もここに巣があったかどうかは覚えていない。が、巣の大きさからしてあった可能性はあると見た。

【タイムラプス】1月2日(火)16:08〜17:28の伊豆長岡の空。39秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215166647301717/

久々に夕暮れの撮影になりました。

【歩数】2,905歩。