いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ゆく年を莞爾として囲碁打ちにけり(あ)

年も押し詰まって、今年も残すところあと3日。
そろそろ今年の重大ニュースをまとめなくてはいけないが、明日から水晶苑が年末年始の休みに入るので、そこで頭をじっくり整頓するとしよう。
と思っていたら娘からメッセージが入り、29日の夜から子どもたちを連れてそっちへ行っていいかと言ってきた。うわっ、やべ。

【写真】1枚目に刷った年賀状。

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版画を刷った最初の1枚は、大抵失敗する。今回は絵の具を版画に染み込ませる時間をケチってせっかちに刷ったものだから、絵の具がうまく乗らずぼやっと掠れた仕上がりになってしまった。それで2枚目は失敗した箇所の修正をするからまあまあうまくいく。
今回の自慢は、犬の表情です。「莞爾として笑う」感じが、何も考えずにただ碁を楽しんでいるふうで(そこに自分の心が映し出されている)、偶然ながらうまく表現できたと思う。
版画は刷ってみないと判らないところがある。絵の具のツケ加減と刷りの力加減で微妙に違う絵になる。一枚として同じものはなく、それがまた面白い。
これから宛名書きです。この分だとおそらく元旦には届きませんね。まあ、毎年のことだけど。

【スケッチ】南隣の家(No.4)

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南隣家の更に南側は鬱蒼と雑木が茂って暗かったが、先月下旬に栗の木などをバッサリ伐り倒し、上を平らに整地した。ここに新たに家が建つかどうかは知らない。奥さんは陽当たりが良くなってよかったと言っていたが、もし家が建ったらまたまた陽が当たらなくなっちゃうね。
家を塗り過ぎず、青空を濃く塗った。左上の枝は桜の枝で、この構図は水彩画の手本を模写する中で学んだ。これがあるなしでは全然違った絵になる。右側にたなびかせた雲と相まって変化が生まれた。
南隣家も今では雑木に覆われていた南側がすっかり露わになり、庭木はないけれど絵になった。雑木に隠れたままだったら、たぶんスケッチの対象にしなかったんじゃないかな。

【温泉】水晶苑。
白髭師匠と4子の3局を打って1勝2敗。初めて勝った。嬉しい。
今年の囲碁の締めくくりに白髭師匠相手に1勝できたことは大きい。対局に当たって私に、「眠くなるような碁を打っちゃダメだよ」と釘を刺し、ならば眠くならないようにとテンポよく打ち、あろうことか白の大石をもぎ取っての大勝。師匠にもうっかりの見落としがあるんだね。何をしたってとても勝てない雲の人と思っていたけれど、おかげさまでこれでいい年を迎えられます。
これから水晶苑は年末年始の休みに入る。年が明ければ5日から仕事が始まり、始まれば水晶苑では土曜しか碁が打てなくなる。師匠にも指摘された布石の勉強をこの正月休みにやって、「強くなったじゃあ」と師匠に言わせてやろうと密かに2勝目を狙う年の瀬であった。

【タイムラプス】12月28日(木)6:26〜8:45の伊豆長岡の空。34秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10215120441146592/

【歩数】642歩。