いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ちぎり絵の子らの畳や冬日向(あ)

【写真】ちぎり絵合作中。

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我が学級は、ただ今ちぎり絵に取り組んでいる。生徒会主催で、地域の老人介護施設に飾ってもらうカレンダーをちぎり絵で作るのである。
カレンダーの2ヶ月分を全校普通学級、特支学級、美術部が分担して制作する。我が学級が担当するのは9月と10月。その季節にふさわしいものをいろいろ出し合って一枚の絵に仕上げていく。出されたアイデアの中には鮭の「切り身」なんかもあって、鮭が産卵のために川を遡るのなら判るが、切り身が泳ぐという発想がなんともユニークで、そんな絵はどこにもないぞというオリジナル性が尊重されてパーツとして採用になった(月見団子の右)。
写真は、給食後の昼休みを利用しての作業。畳の上に模造紙を広げてぎゃあぎゃあ言いながら取り組んでいる。夜空を描いてそこに蟹のいる月(ウサギが餅つきをする月ではない)を形作るが、月を囲む夜空がいつの間にか青空になったり、その青空が川と同じ色紙を貼るものだから空から川が流れる図になって、それはそれでとても面白い絵に仕上がりつつある。
ここをこうすれば良くなる、とかのアドバイスは特にしない。なんか変だぞと自分たちが気づくまで子どもたちの作業を見守る。傍で見て、本当はアドバイスしたくてウズウズしているのだが、それをぐっとこらえる。
子どもたちの素直な感情が、そのままの形でストレートにお年寄りの人たちに伝わるのがいちばんいいと思うから。

水墨画八ヶ岳(No.112)。

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手本には、麓中央に何軒かの民家の屋根が描かれているが、紙がハガキサイズで縦幅が狭いのであえて省略した。
山襞は濃くなりすぎないように淡墨を重ね塗りして慎重に描いた。
空の模様は前回の学習で、最初に水で空全体を濡らすのが良いと知った。

【温泉】水晶苑。
ベルリン浮橋氏と風呂場で一緒になったので「浮橋そばの里祭り」の様子を訊いた。
祭りは12月3日(日)に行われたが、その日は地区防災訓練に参加して祭りには行けなかった。
ベルリン浮橋氏はかつて祭りの実行委員をしたことがあるという。今年はどうか知らない。でも、2,000食用意した「浮橋そば」が1時間で完売したと言っていたから、そういう情報を得ることのできる立場にあったかもしれない。
そばを求めて200人もの列ができたとも言っていた。うへ、そんな人気があるんだ。きっと10時開催よりだいぶ前から並んでいたんだろうな。とすれば、私が普通に出かけて行ってもそばにありつけなかったかもしれない。
巷には出回らない幻の「浮橋そば」の存在を知ってから、去年、今年と連続で食する機会を逃した。くそ、来年は絶対に食ってやる。

【タイムラプス】12月6日(水)6:18〜7:49の伊豆長岡の空。22秒。

【歩数】6,740歩。