いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

人生は皆ぽんこつさ冬ざるる(あ)

【写真】畑から出てきたゴミ。

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今日の畑作業で、掘った土の中からこんなのが出てきた。運動シューズ(サイズから推して女性用か)、ファンタの空き缶、瓦の欠片、それと数々の石。石は今日出てきた分ではなく去年のもの。でも、この手の大きさの石は今でもまだゴロゴロ出てくる。今日も数個出た。やっぱりここは不要物を捨てる場所だったんだ。
ファンタの空き缶から、雑多な不要物が捨てられた年代が推測できるのではないかと、この種のファンタが製造された年代をネットで調べてみた。青い色の「FANTA」の文字、250mlのサイズを手掛かりに調べたら、1973年、東京コカ・コーラボトリング多摩工場製と判った<https://blogs.yahoo.co.jp/noboruyuki2003/folder/528490.html?m=lc>。
1973年といえば今から44年前。私が大学2年でサッカーに明け暮れていた時期だ。その年の主な出来事を、これまたネットに当たってみると、第一次オイルショックでトイレットペーパー買いだめ騒動と出た。町のスーパーからトイレットペーパーが消えて騒動になったというが、私の記憶ではトイレットペーパーが買えなくて困ったということはない。当時は下宿の身でトイレは共同トイレだったし、下宿屋のおばちゃんは困ったかもしれないけれど私はちっとも困らなかった。
競馬ではハイセイコーブームが沸き起こり、歌はかぐや姫の♪神田川♪が流行った。そしてこの年の11月にはセブンイレブンが設立されている。言わずと知れたコンビニの最大手であり、チェーンストアとしても世界最大の店舗数を誇る。
今や日常生活には欠かせなくなったコンビニだが、そのトップを走るセブンイレブンの第1号店はどこかとこれまた気になって調べたら、第1号店は翌74年にオープンした江東区豊洲店であった。銀座だとばかり思っていたら違った。
なぜ豊洲か。それは初フランチャイズに応募したのが同地で酒屋を営んでいた人だったから。なるほど、そういうことだったんですね。
で、最初に売れた商品は何かというと、おにぎりでもなくファンタでもなくサングラスだというんだからほんとかさあ(カミさん口癖の横須賀方言)、なのである。
土から出てきたファンタの空き缶から、思いは遠い青春時代に飛んでしまったが、でもそれは、こうしてブログを書いているところから出る自然の流れじゃないかな。ブログを書いてなかったら、思いはそこまで飛んで行かなかったんだと思う。
そういう点でブログは私にとって、ふと足を止めてこれまで歩んで来た道を思い返すきっかけにもなっている、と言えようか。

水墨画田貫湖の富士山(No.103)

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空と湖面を淡く淡く描くつもりが、湖面左下に濃いめの線を一本引いてしまったがために、それに合わせるように逆さ富士の影や手前に茂みの影も少し濃いめにせざるを得なかった。水墨画はたった一本の線が命取りになる怖さがある。

【温泉】あやめ湯。

【タイムラプス】11月27日((月)6:11〜7:50の伊豆長岡の空。24秒。

【歩数】4,031歩。