いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ほつこりと子らの笑みはぜふかし藷(あ)

書写の授業は書き初めの準備に入った。
書き初めは、これまた学年によって書く文字が決まっていて、1年は「山花水鳥」、2年は「豊かな大地」、3年は「四海生春風」を書く。これもコンクールに出す。
先週、教頭先生から指定の手本と書初用紙を受け取ったが、書初用紙は10枚入が一人用に用意されただけで、これでは練習にはとても足りないと思い、先日の期末テストの時間を利用して半紙を継ぎ足し練習用を作った。
期末テストの監督は5時間を通してすべて担任の先生が行い、私はその補助をするだけ。補助といっても特にすることがないから、教材研究と称して書写の授業の準備をするのである。校長からもそれでいいと9月当初に許可をもらってある。
練習用の書初用紙は60枚作っておいた。そのうちの一人3枚を今日の授業で使った。が、用意した練習用も3時間の授業分にしかならない。だから、用紙を持たすために一文字一文字を半紙に練習する時間を盛り込もうと思っている。それで行書の運筆方法をじっくり教えるつもり。

【写真】教室ベランダ下で獲れたサツマイモ。

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特支教室のベランダの下と隣の保健室の窓下でサツマイモの袋栽培をしている。私が手伝いに行きはじめる前からそれはあって、先月に大根と人参の2袋を加えて今は10袋ほどある。
そろそろ芋も肥えてきたろう試しに引っこ抜いてみようかと、そのうちの1袋からサツマイモを収穫し、それを家庭科調理室から借りてきた炊飯ジャーで蒸した。蒸し上がったのがちょうど私の帰る時間で、職員室で帰り仕度をしていた私に担任の先生が「お一つどうぞ」と持ってきてくれた。
なるほど、炊飯ジャーでサツマイモを蒸すとは知らなかった。そういう使い方があるのかと感心した。で、味は? 家に持ち帰って早速パクリとやったら、これがもちもちして甘くて美味。今頃は教室で食べているだろう子どもたちの、はじける笑顔が思い浮かんだ。自分たちがせっせと水やりをして育てたサツマイモだもの、旨くないはずがないら。

水墨画】雪の清水寺(No.101)。

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初めてドーサ水を使って描いた。手本の絵は空から舞い降りる雪片がくっきり描かれているのに、私の描いたのはそれとは全く違って、大片のドカ雪のようになってしまった。
使い方を間違えたのだろうか。買ったドーサ水には使い方の注意書きなどなく、たぶんこう使うのだろうといった当てずっぽうで、小筆を容器に突っ込んでドーサ水を画仙紙にポタポタ落としたが、落としたドーサ水が紙にじわっと滲み膨らんでしまった。
なんかイメージが違う。そう思いつつ小筆でポタポタトントン紙に雪片模様を描き、その上からさっと淡墨を塗り込んだが、これが変なマダラ模様になって全く美しくない、不気味な絵に仕上がった。時間をおいてドーサ水が乾ききってから墨を塗ればよかったか。
ともかく、今回は失敗に終わった。ドーサ水はこういうふうに使うんだという手ほどきがあればよかったが、それを知らないままやったのが失敗のもと。ここは先達の教えを請いたいところである。

【温泉】あやめ湯。

【タイムラプス】11月24日(金)6:00〜7:37の伊豆長岡の空。24秒。

【歩数】4,418歩。