いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

万両や垂るる雫もその実とし(あ)

洗濯を終え、雨が止んだところで昼食を摂りに坂を下る。
店は食事処「とん一」に決めていた。一度ここの日替わりランチ(850円)を食ってみたかった。
ランチは中華料理「大連」をはじめ他に安くて旨い店はいくつかあるが、田京駅近辺で新しい店を開拓する気持ちもあって、今日のランチはこれまで入ったことのない「とん一」を選んだ。この店を現在Twitterでフォロー中ということもあった。Twitterではbotで自動つぶやきするだけで新鮮味はないのだが、私のような初めての人に、店に行ってみようかと思わせる程度の宣伝効果はあると思う。

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店に入ると先客が一人いて、カウンターの端でカレーライスを食べていた。お好きな席へどうぞとお姉さんに案内され、カウンターのもう一方の端に座る。差し出されたメニュー表に日替わりランチが載っていたが、今日はやっていないと言われ、ならばとカツ丼(850円)を注文する。
出てきたカツ丼が、これ。

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なかなかのボリュームです。肉が柔らかくてジューシー。切り口にほんの少しだけ赤みの部分が残り、火が通り過ぎないギリギリのところで揚げたのが判る。ただ、たれ汁が、水をやりすぎた植木鉢の受け皿のように丼の底までしみ落ちていたのが私としてはやや不満。また、盛り付けた丼がプラスチック製だったこともあって、私の評価は★★★。
私の後から来た人は馴染み客らしく、店の人が「ちゃん」づけで呼んでいた。その人はカツカレーとビールを注文。出てきたカツカレーをチラ見したら、これまたなかなかのボリュームで、これはどう見ても大盛りだよねというくらい、大皿にカツの上からカツが見えないくらいにカレーがかけられていた。
「とん一」と言うくらいだから、トンカツを売りにしているんだろうな。よし今度はカツカレーを頼んでみるか。

【写真】庭のマンリョウ(万両)。

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昨夜来振り続けた雨が止んだ頃合いに撮った。雫をしたたらすマンリョウは赤い真珠のようにキラキラして絵になる。
マンリョウは正月の縁起木として江戸時代から栽培されているという。まだ果実が赤くなりきっていないのもあり、真っ赤に熟すにはもう少し日がかかりそうだ。
街のスーパーでは松飾りが置かれるようになって正月準備を煽っているが、なに、うちは松飾りがなくたって、このマンリョウで正月飾りは十分なのさ。

水墨画法観寺五重塔(No.100)。

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水墨画を描くのも今回で100回目。淡彩画から離れてずいぶん経ったなあという感しきり。
水墨画を描き始めた当初は、いずれ淡彩画に戻るつもりだった。水墨画に手を出したのは水墨画の味わいを淡彩画にも活かせないかと思ったからだが、今は水墨画そのものに面白さを感じて描いている。

【温泉】一二三荘。

【タイムラプス】11月23日(木)7:00〜9:03の韮山方面の雨空。30秒。

【歩数】6,295歩。