いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

神をらばここや紅葉の手向山(あ)

今日は国社数理英の期末テスト。普通学級では先週実技系(保体・音美・技家)の期末テストが終了しているが、特支学級ではやっていない。テストの替わりに書写をやった。だから、先週は月曜から金曜まで書写を毎日やったことになる。どれだけ書写に力を入れているんだよ、まだ他にやるべきことがたくさんあるだろうよと思いつつ、書写の支援を任された形の私としては、この歳になってなんだかんだと頼りにされることをありがたいとも思っている。
先週の書写は、席書コンクールに向けての集中固め打ちの授業だった。1年は「栄光」、2年は「雲海」、3年は「自然を守る」を行書で書いた。校長室前には平成27年度に最優秀賞をもらった3年の作品が飾られていて、それが「自然を守る」だから、席書コンクールでは毎年同じ字を書くことになっているらしい。
普通学級の書写は教頭先生が担当し、特支学級の書写は私が支援している。9月の採用時点では特支学級の子たちの全般的な支援をすることが仕事内容だったが、履歴書の資格欄に書道免許を持っている旨を書いたのが校長の目に止まり、勤め始める前の校長面接で、ぜひ書写もお願いしたいと頼まれていた。それまでは特支学級の書写も教頭先生が担当していたのだったが、教頭先生も何かと忙しいので代わりに私が書写をやってくれたら助かると校長面接で言われ、その場で了諾した経緯がある。
ちょうどその時、地区の「なかよし交流会」に飾る作品を仕上げるのに書写の時間だけでは足りなかろうと、週2時間ある国語も全部書写にあてていいという話になった。国語は3年担任の先生が担当していて、そうしてもらえると卒業に向けて準備する時間が取れるからこちらも助かるとのことで、それからずっと国語と書写を週3時間分私が受け持っている。
うまいように使われている気がしないでもないが、それで周りが少しでも助かるというのなら、私はそれでもいいと思っている。人のために何かをしてやれること、これに勝る幸せはないと思うから。

【写真】庭のシダレモミジ(手向山)。

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シダレモミジは春に赤い新芽が出て、夏に緑色になり、秋にまた赤くなる。手入れなど全くしないのに季節がくればこうして色づく。今はこの手向山の紅葉を楽しみながら、窓辺に座って毎朝パンをかじっている。
この葉が枯れ落ちる頃には、下のドウダンツツジが赤に染まってくる。ほら、もう葉の一部が、手向山の色が溶け落ちたように赤くなっているでしょ。これがもうじき真っ赤になるんです。

水墨画寂光院(No.99)

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後ろの杉木立ちの枝は面相筆に持ち替えて描いたが、蔀(しとみ)の格子は付立筆をそのまま使った。不揃いの味わいといえば聞こえはいいが、失敗は失敗。ここも面相筆で描くべきだった。

【温泉】あやめ湯。

【タイムラプス】11月22日(水)6:17〜7:52の伊豆長岡の空。23秒。

【歩数】2,800歩。