いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

珈琲の鉢の窓辺も小六月(あ)

今日は午後から先生方の研修で授業は午前で終了。
この日を狙って前回定休日で入れなかった「御前の湯」へ行く。ところが、行ったら玄関のガラス戸に「当分の間 休業」の張り紙が……。なんてこった、ついてねえ。

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理由は「ポンプ修理のため」と書かれてあったが、「当分の間」というくらいだから、相当時間のかかる修理なんだろうな。再開の目処が立たないくらいの深刻な故障なのかもしれない。
せっかく見つけた秘湯なのに、浸かるのはしばらくお預けになりそうです。くれぐれも、これを機に湯屋を畳んでしまうなんてことはしないでくださいね。どうか私が浸かるまで残しておいてください。

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この左の茂みの奥に玄関がある。右の小川の上流が鮎養殖場。まっすぐ奥の白い建物は湯治客の宿泊施設か。

【写真】室内に入れたコーヒーの苗。

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これまで外の濡れ縁に出していた鉢植えコーヒーの苗を室内に入れた。ついでに鉢を一回り大きいのに変え、観葉植物用の土を埋め足した。思い切って水差しも買った。水差しはペットボトルでいいかとも思ったが、室内だからちょっとおしゃれな真似をしてみたかった。でもこれ、きっと孫のおもちゃにされるんだろうな。

水墨画狛犬(No.93)

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今回から新しい画仙紙を使用。これまでのよりだいぶ厚口。滲み具合は「よくにじむ」「にじむ」「あまりにじまない」の三段階の真ん中。描いた感じでは、程よい滲みで描きやすかった。

【温泉】水晶苑。
久々の水晶苑。「御前の湯」の無念を引きずりながら、一旦家に戻ってこっちへ出直す。
受付のスタッフは受付を空にしてフロアで掃除機をかけていた。「お願いします」とそっちへ声をかけると「久しぶりね」と言って掃除機を止めて受付に戻ってきた。
久しぶりね、か。柔らかい言葉だな。水晶苑には、そんな柔らかい雰囲気があって、行くと心がほんわかします。
「11月から仕事が終わるのが午後3時過ぎになって、なかなか来れなくなっちゃいまして。今日はたまたま仕事が午前で上がりだったので来れたけど」
「あら、良かったじゃない。仕事ができるのがいちばんよ」
以前、この人の撮影した写真集を見せてもらったことがあるが、どれもこれもプロ顔負けの写真ばかりで驚いた。訊くと余暇を利用して全国あちこちに写真を撮りに出かけるのだそうで、個人で写真展を開いたりもしているという。
こうして働きながら趣味のカメラを楽しんでいるスタッフさん。しかもプロ並みの腕前。年齢は私と同じくらいか少し上か。
私の絵も、好きこそ物の上手なれ、と上達してくれるといいのだが、こればかりはなかなか思うようにはいきません。

【タイムラプス】11月15日(水)5:52〜7:42の伊豆長岡の空。27秒。

【歩数】3,436歩。