いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

家守やうすらとぼけて柚子の顔(あ)

【写真】孫に落書きされた庭の柚子。

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柚子の落書きは、孫が前回来た時にやられた。今回は、その落書きがまだ残っていたことにご満悦で、「虹」という覚えたての歌を歌いながら庭でダンスをしていた。

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我が家は、内も外も孫の落書きだらけである。

水墨画奥多摩(No.86)

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木の下の岩と渓流の線が濃すぎて失敗。こういうのは反故の紙に試し描きして墨の濃さを確かめるのが基本なのに、それをないがしろにするからこうなる。

【温泉】一二三荘。
カミさんが帰り、孫が帰り、独りの気楽な日曜を「ごぜんの湯」に行って楽しもうとしたら、ちょっと寒気がする。これまで風邪を引いたことなどほとんどなかったのに、体が弱って来ているのかなあ。
というわけで、バイクの遠出を避け、今日は一二三荘にした。泉質はあやめ湯よりも一二三荘の方がいい。風邪気味で浸かるには一二三荘の方がなんとなく効き目がありそうな気がした。
ところが、効き目がありすぎたかどうか知らないが、風呂場から上がったら「のぼせ」のようなめまいがして立っていられなくなった。こんなことは初めてである。
ぼ〜っと意識が遠のくようなめまいがした時は「湯当たり」という言葉がパッと思い浮かんだ。が、家に戻ってネットで調べたら、「湯あたりとは、温泉に入って病を治す、いわゆる湯治を行っている際に、温泉に入ったり出たりを繰り返しているうちに発生する体調不良のこと」とあった<https://sk-imedia.com/yuatari-16222.html>。だとすると、今日のめまいは単なる「のぼせ」によるものか。
立っていられないくらいになって、脱衣所のベンチに座りたかったが、先に腰を下ろしている人がいて座れない。洗面台に両手をついて踏ん張って、そのまましばらくじっとしていればめまいも引くだろうと思ったが、これが一向に引かない。
ありゃ、携帯をいじり出したよ、と鏡に映るベンチの人を恨めしく思いながら、よほど床に直に尻を下ろそうとしたところでようやくベンチが空いた。そこへ倒れこむように座る。
柱に取り付けられた扇風機が弱で回っていて、後から上がって来た人が「ああ涼しい」と言っているが私には寒い。寒いがそこから立ち上がれない。力を出し尽くした「あしたのジョー」のようにうなだれて床を見つめていたら、額から出る汗が床をポタポタ濡らしている。寒いのに汗をかいているのか。
20分ほどもそうしていただろうか。ようやくめまいが鎮まったところで冷えた体を温めるためにもう一度風呂場に降りる。おそるおそる湯を汲んで体にかけ、さっと湯船に体を沈めてすぐに出る。大丈夫、めまいは襲ってこない。
風邪気味だから、温泉に浸かって体を芯から温めようとしたのだったが、必ずしも温泉が風邪の引き始めに効くわけでもなく、場合によってはかえって気分が悪くなることもあるのだと、今日は肌で感じたことだった。

【タイムラプス】11月5日(日)7:37〜10:03の伊豆長岡の空。36秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10214660626811521/

【歩数】374歩。