いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

野路の花にも花屋にも秋の雨(あ)

【写真】ジンジャー。

f:id:jijiro:20171016085114j:image

f:id:jijiro:20171016085137j:image

白色の花はハナシュクシャ(花縮砂)、オレンジ色はニクイロシュクシャ(肉色縮砂)というそうな。
近所の石垣の下に咲いていた。草丈は1mほど。どう見ても観賞用で、もともとそこに自生していたとはとても思えない。初めて見る花だ。花屋で売っていてもおかしくないような、その辺りの野の花とは格が違う、そんな主張の強い花である。
花の名は「花しらべ」でジンジャーと判ったが、せっかくだからもう少し調べてみようとネットに当たったら、「ジンジャーまたはアヴァプヒと呼ばれ、ハワイでは庭やリゾート地などで好んで植えられる」とあった。<http://www.anuhea.info/plants-flowers-hawaii/gingers.html
ジンジャーはハワイで好まれる花のようです。とすると、誰かが旅行か何かでハワイに行った折に球根を持ち帰ってここに植えたのかもしれない。でも、なぜこの道端に? 自分の庭に植えればいいのに。
同サイトのページをスクロールしていくと、ゲットウ月桃)の画像が見えた。よく耳にする月桃の花とはこんな花であったかと知り、自分の引き出しにまた一つ新しい花を加えることができて嬉しく思う。こうして思わぬ偶然から小さな発見をすることもまた、ブログを書く楽しみの一つだったりする。
白色の花縮砂を使って時間をかけて作られるレイは高価で、特別な相手に送られる場合が多い一方で、野生化したものは侵略的外来種となっているとか。また、キバナシュクシャ(カーヒリジンジャー)は、肉色縮砂のことかと思うが、こっちは、在来植物を追いやって繁茂するため深刻な有害植物となっているそうな。
有害植物かよ、こんな綺麗な花を咲かせるのに。花は見かけによらないものだ。それで自分の庭に植えないで、道端に放っておいたわけですね。放っておいたら野生化して勝手に育ちやがった。そんなところでしょうか。
その場にカミさんがいたら、「きれいな花ね、ちょっといただいていこうかしら」と言いかねない。いただいて庭に植えられた日にゃ、我が庭は全部こいつに侵略されてしまうかもしれない。カミさんがいなくてよかったよ。危ない、危ない。

水墨画】箱根・大涌谷(No.73)

f:id:jijiro:20171016085239j:image

噴気の白い煙はうまく描けたか。後ろの冠ヶ岳の山襞の影は、あまり濃くなりすぎないように注意して、かすれた淡墨で重ね塗りして雰囲気を出した。前回失敗した空は、今回は慎重に描いた。

【温泉】あやめ湯。

【タイムラプス】10月15日(日)6:42〜8:57の韮山方面の雨空。33秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10214490052627273/

【歩数】1,024歩。