いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

パッションは受難の意とや秋深し(あ)

来週月曜に予定されている地区の「なかよし交流会」では、二人で波の効果音を担当しますから宜しくお願いします、と校長に言われた。
「なかよし交流会」とは、地区の小中学校の特支学級の交流会で、毎年この時期に行われるのだという。会場は持ち回りで、今年は函南の小学校で行われる。

我が特支学級は、そこで先の学校祭「文化の部」で発表した箏「海の声」を演奏することになっている。その演奏のバックに波の効果音を出すのだそうで、それを私と校長が担当するのだ。
道具はすでに用意されてある。豆の粒が入った長い筒である。それを左右かしがせながら波の音を出す。「文化の部」の演奏の時は「ブルーウェイブズ」という有志3人が担当した。それを今度は私と校長がやることになったのである。校長が勝手にそう決めた。話は「文化の部」終了後に校長から聞かされていて、今日、そのことを改めて校長から念を押された。
私は別に構わないが、校長が自ら効果音を出す役目を演ずるというのは、いかにも中学校らしい。高校ではまずあり得ない。特支学級がある小中学校ならでは、である。
今日の帰り、タイムカードを押そうとして、隣に置いてあったメモが一瞬目に入った。最後に誰が施錠したかのメモである。それを見るとほぼ毎日が21:00で、校長の名が鉛筆で書かれてあった。げっ、毎日そんな時間まで仕事をしているんだ。
私が2学期始業式の日に校長面談を受けた時、あっちへ行ったりこっちへ来たりしながら忙しく動き回る合間に私と面談をする校長の姿を見て、中学校がこんなに忙しいところとは知らなかったと言ったら、「帰るのが9時10時になるのは普通です。ブラックですから」と返ってきたものだ。今日ちらと見たメモはそれを証明するものだった。
中学校の校長は、ナミの体力では務まりませんね。

【写真】パッションフルーツ

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特支学級のベランダに4個実が生っている。花はトケイソウと言い、今咲いているのと、これから咲こうとしている蕾とがまだたくさん蔓にくっついている。
担任の先生が言うには、パッションフルーツの実はもうこれ以上は大きくならないそうで、霜が降りるとダメになると言う。パッションフルーツは、基本、夏の果物だからね。
まだこんなに青々としているけど、霜が降りる前までには何とか赤紫色に色づいてくれるだろうか。

水墨画】渓流(No.69)

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遠景の山と手前の杉林は何とかコツをつかめたように思うが、肝心の岩がうまく描けていない。手本には「流水の表現が一番難しい」とあるが、私には岩の表現がいちばん難しかった。

【温泉】一二三荘。

【タイムラプス】10月10日(火)5:24〜7:33の伊豆長岡の空。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10214449253407318/

【歩数】5,029歩。