いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

柿実る実らぬ年もありにけり(あ)

【写真】庭の渋柿。

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いい感じに色づいています。

柿は隔年で結果し、去年は実が生らなかった。今年はこの調子だと300個くらいは収穫できそうです。


水墨画】上流の川(No.63)

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今回からいよいよ本命の水墨風景画に入る。

風景画を描く場合は、水墨画もまたスケッチから始めるようにと手本は述べる。風景画は、淡彩画にしろ水墨画にしろ、基本はスケッチということですね。

ただ、今はスケッチに出かける余裕がないので、しばらくは家で手本に描かれた風景を模写しながら、水墨風景画を描くコツをつかみたいと思っている。


【温泉】水晶苑。

アマデウス3時半氏より遅れて、今日もまたトリを務める。

水晶苑の入浴時間は午後4時までで、その10分前の風呂場には、看板氏、アマデウス氏、私の3人が残ることが多い。それで大抵3人が一緒のタイミングで風呂場を出るのだが、今日は看板氏が少し先に上がり、風呂場にはアマデウス氏と私の二人が残った。

それでアマデウス氏が、私にNHKのある番組を見ての感想を言う。

定年退職をした高校教師の趣味は日曜大工で、定年後に夫婦で暮らす住まいを海辺に求め、カメラを趣味とする奥さん(これも元高校教師)がアトリエとして使えるように改装して、あとは奥さんが越してくるのを待つばかりとなったところで、その家の話をした。ところが、奥さんの返事は、「私はそんなところで暮らす気はない」というものだった。

その展開が私から聞いた話とそっくりで、番組を見ながらつい私のことを思い出した、とのことだった。私はその番組を見ていないから、アマデウス氏から聞いた話と内容が多少ズレているかもしれない。でも、大方そういう内容だとして、私の定年後の暮らしをそのまま映し出したようで、聞いていて妙に感じ入るところがあった。結局、男は子どもの頃の夢を老いてなお追い求め、女は堅実に老後を送る道を選ぶ、ということだろうか。

先に上がった看板氏が、ラウンジで「追っかけ隊熟女三人組」と世間話をしていた。この三人はアマデウス氏の追っかけ隊で、地元で催されるアマデウス氏の演奏会には欠かさず出かける、いつも一緒の仲良し三人組である。

その三人が並んでいるソファの横を、風呂場掃除のために通りかかった男性職員が、「まるで金さん、銀さん、胴さんだね」と声をかける。この男性職員は、バンダナでハチマキをしギター生演奏で長渕剛を熱唱する人で、水晶苑を利用する高齢女性に人気がある。年齢は不詳。長渕剛を熱く歌うくらいだから、私よりやや年下といったあたりだろうか。なかなか洒落たことを言うと思っていたら、三人組の一人が、「あ〜ら、胴じゃなくて、プラチナよ」とやり返したものだ。これには男性職員も一本取られましたね。


【タイムラプス】10月3日(火)5:16〜7:41の韮山方面の雨空。36秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10214393641057044/


【歩数】3,714歩。