いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

多感子の学べる丘や葛の花(あ)

今週初めての「書写」の授業。
先週は4回もあったのに今週は今日が初めて。体育祭の関係で時間割が目まぐるしく変わる。行事をこなしながら各教科の授業時間を均等に確保するためにはそうせざるを得ないのだろう。特に体育祭の準備は天候に左右されるから、その日に行ったら時間割が1校時と4校時が入れ替わっていた、なんてことはざらにある。間単位で受け持ち時間が決められている非常勤講師なんかはどうしているんだろう。
今日の「書写」で、落款用の印を消しゴムで作った。
消しゴムは100円ショップでバラで袋に入っているやつを使った。大きさもバラバラで正方の形のものはほとんどないが、正式な篆刻ではないからそれで良しとした。
問題は印刀。最初はカッターの使用を考えたが、細かい作業で生徒が扱うのに不安があったのでカッターは諦めた。諦めて針金の端をトンカチで潰して「刀」を作ることにした。消しゴムだから、こういうので十分字を彫れる。針金はねぶた作りで使った14番のが残っていたので、それを10cmほどに切って使った。
子どもたちはこういう作業は好きだ。嬉々としてやる。それで、これだけで今日の「書写」の時間は終わってしまい、一字も書かなかった子もいた。
今回は白文(字の部分を彫る)で自分の名前の最初の一文字をひらがなで彫った。これを色紙の作品に押印して来月の展示会に出す。

【写真】葛の花。

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勤務先は丘の上にあり、北に富士山、西に城山、南に天城連山が見え、見晴らしがとてもいい。校舎まではだらだら坂を300mほど上るが、その坂の両側が桜並木で、花の季節にはそこが桜のトンネルとなる。
今年の4月9日のブログにその時の写真を載せた。カミさんと一二三荘の湯へ行った帰りに、見事な桜に引き寄せられて、わざわざ坂を上って見に行ったのだった。

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その写真の坂道を今は毎日上り下りしている。まさかそんなことになろうとは思ってもみなかった。
看板氏の話によると、坂の南側斜面に梅林があって、いい梅が採れるという。梅は自分たち卒業生が中心になって植えたのだとか。また、坂の入り口にある「◯◯中学校」という看板は自分が作って立てたのだと、これまた自慢げに話してくれた。
坂道は南側から東側へ緩やかにカーブしていて、梅林が切れた先から校門までの斜面は雑木林になっている。校門手前の坂道から見ると雑木の先端がちょうど道と同じ高さくらいで、そこに葛がガバチョと覆い被さり、赤紫の花を咲かせていた。

水墨画ヤマボウシ(No.45)

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葉脈を面相筆で後から描いたが、墨が濃すぎて線が見えない葉がある。描いても見えないんじゃ描かなかったのと同じ。
濃淡がまだ描き分けられないでいる。

【水晶苑】15:29〜16:19

【タイムラプス】9月14日(木)5:19〜7:35の伊豆長岡の空。33秒。

【歩数】3.604歩。