いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

白秋や旧街道の地蔵尊(あ)

夜中に起きてサッカー日本代表サウジアラビアの試合を見る。そのまま起きていたせいで今日は一日中眠かった。
いつもの8時に職場に着いたら、教頭先生がグランドから上がって来た。グランドでは今日も体育祭の朝練習が行われていた。
朝の挨拶の後、「1時間目、よろしくお願いします」と教頭先生が言う。えっ、何のこと? と思いながら「はい」と私は生返事。で、職員室の机上のプリントを見たら、1校時の授業が月曜3校時の授業に変更になっていた。月曜3校時は「書写」の授業である。げっ、いきなり書写じゃん。教頭先生がよろしくお願いしますと言ったのはそのことだったんだな。
ここの中学校ではその日の日課が毎日プリントで配られる。そのプリントを作るのが、どうやら教頭の役目らしい。いやあ中学校の教頭も大変だ。
今月の16日には体育祭があり、このところずっと、その準備練習を授業の中にも組み込んでやっている。練習はその日の天候に左右されるため、天気予報が雨の場合は練習が授業に切り替わる。その関係で日課が平気でコロコロ変わるのだ。だから、私が今日は水曜の授業のつもりでいたのに、今日出勤してみたら月曜の授業に変更になっていてびっくり、となるわけです。曜日指定の非常勤講師の多い高校では考えられない時間割変更が、中学校では当たり前のように行われているのですね。

【写真】通勤途中の道角にある地蔵。

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現在勤務している中学校は高台にあり、そこから生徒が旧下田街道まで下りて来るルートが5本ある。本来なら通学路として使われる道は一本に決められているはずだが、たまたま今日、生徒の下校時に旧下田街道をバイクで走ったら、いろんな脇道から生徒が出て来るのを知った。
その道が5本あった。学区が広いから田京駅方面に帰る生徒と大仁駅方面に帰る生徒が、交通量の少ない道を熊手のように散らばって登下校するようなのだ。
5本ある脇道のうち、私が通勤用に使うのは田京駅から見て2本目の道である。その道を通り、3本目の道と交差する角にこのお地蔵さんがある。
実は大仁には城山の麓に「子育地蔵尊」という指定文化財があって、そちらへは今でも子宝に恵まれないご夫婦が願掛けに訪れると聞く。願掛けの際に小地蔵の一体を借り受け、願いが成就するともう一体を添えてお礼参りに来るという。
そういえば湯ヶ島の吉奈温泉には徳川家康の側室・お万の方も浸かったという子宝の湯があり、修善寺日枝神社には樹齢800年とも言われる子宝の杉(根元が一つで幹の途中で分離している)がある。こう見ると、伊豆は昔から子宝、子育てに関する信仰の深い土地柄だったのではないかと推定される。そういう目で見ると、このお地蔵さんの赤い帽子とよだれかけ、それに供えられた花からは、昔も今も子どもをとても大事にしている地元の人たちの思いが伝わってくる。

水墨画】毛蟹(No.38)

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右のハサミが小さくなりすぎた。甲羅、足の濃淡はそれなりに表現できたか。今使っている画仙紙はにじみのいちばん弱いやつだが、少しにじみの強い画仙紙だとどういう具合になるか試してみたくなった。

【一二三荘】15:43〜16:27
時間的に水晶苑の入浴時間に間に合わず、今日は一二三荘の湯に浸かる。一人の貸切状態。

【タイムラプス】9月6日(水)5:27〜7:36の伊豆長岡の空。32秒。

【歩数】3,789歩。