いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋めくや木の人形の草の原(あ)

【写真】森林科学館の木工人形。

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森林科学館(宮城県栗原市)の玄関前の草はらに並んでいた。夏休み中は子どもたちがたくさん訪れて賑わっただろう施設も、今はすっかり秋めいて、涼しい風が吹いていました。

【スケッチ】松島(No.1)。

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呑兵衛旅行中は一日1枚は描こうと思って、バッグに収まる大きさのスケッチブックを持って行ったが、結局描いたのは初日のこの1枚だけ。
描いたといっても、実際にはホテルの部屋でサッと走り描いただけの絵を、旅行から帰ってきてから改めて描き直し、それに透明水彩で色を塗ったもので、ホテルの部屋で全て仕上げたわけではない。
鉛筆の下描きから彩色まで約2時間かかっている。それを旅行中にささっと描けると思っていたこと自体浅はかでした。そんなの絶対できっこないと悟ってから道中のスケッチは諦めました。

【水晶苑】12:52〜16:07
湯から上がってラウンジで昼食を摂る。昼食は途中のスーパーで買った278円の弁当。今日は冷やしうどん2個しか残っていなかった。具は天かすとナルト2枚、それとキュウリ千切りに刻みネギ。やや質素な印象です。でも、昼食はこれくらいがちょうどいいかも。
昼食を終えて2階大広間へ行くと、囲碁サロンはいつにない盛況ぶりで、初めて拝見する人も何人かいた。仕切りカーテンの壁面に紙が貼られ、見るとそれが対局表で、対局の結果が手書きで書かれてあった。ちょうど白髭氏が対局表に結果を書こうとしていたところだったので訊いてみた。「今日は、何かの大会ですか?」
すると白髭氏は「今日は月に一度の大会で、毎月第4土曜の12時半からやってるら」と言う。そういえば、以前そんなこと言ってたような気がするなあ。それが今日だったんだ。そんなこと全く知らないでのんびり湯に浸かって弁当を食っていた。
改めて対局表を見ると、14人ほど名を連ねた中に、6月25日の伊豆本因坊戦の新聞記事で「95歳の最高齢者」と紹介された人の名もあった。
新聞には顔写真も載っていたから、ああこの人だとすぐに判った。すぐに判ったけど、一見とても95歳とは思えない。少なくとも10歳は若く見える。それだって85歳なんですけどね。
95歳氏は白石を持ち(新聞記事には六段とあった)、上半身をゆらゆら揺らしながらも、石を挟む指は震えることなく実にしっかりしていた。
結局、95歳氏は5戦全勝でトップ賞を獲った。ところが白髭氏が用意した景品を受け取る前に、ご本人はとっとと自転車で帰ってしまった。自転車でどこまで帰るか知らないけれど、95歳でなお自転車を乗り回しているのだから驚く。
まあ、何れにしても私からすると雲の上の人です。いつか対局してみたいとは思うけれど、棋力の差がありすぎて碁にならないな、きっと。
私は大会とは関係なく、同じく遅れて大会に参加できなかった建材氏と端っこで4局打つ。全て白番で3勝1敗。

【タイムラプス】8月26日(土)7:37〜9:35の伊豆長岡の空。29秒。

【歩数】1,654歩。