いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

学童の瞳浅沙の咲くに似て(あ)

夏休み中の学童の手伝いも今日が最終日。
呑兵衛旅行の土産を持って職場に行くと、ちょうどスタッフルームでミーティングをしているところだった。よかった、これで今日のうちに全員に土産を配れると思ったが、テーブルは広げたノートで土産箱を置く場所がない。ミーティング中に土産を配るのはさすがにはばかられるので、ミーティングが終わって午前勤務の人が帰るタイミングでテーブルに置いた。
おやつの時間を終え、本読みを終えたところで、今日の当番のスタッフが私に子どもたちへお別れの挨拶をお願いしますと言ってきた。とっさに言葉をよそゆきに変えて、「夏休み中、白髪頭のおじいさんと一緒に遊んでくれてありがとう。先生の家の2階からはここがよく見えます。これからもみんなのことをよく見ていますから、先生の言うことをよく聞いて楽しく過ごしてください」とだけ言った。とっさだったけれど、我ながら「みんなのことをよく見ている」なんて、心にもないことをよくもまあするする言えたものだと思う。一種の職業病かな。
今日でお別れだと知ってから、入れ替わり立ち替わり子どもたちに遊び相手を頼まれて、今日は結構疲れた。3年の男の子とは本将棋を立て続けに3局指した。この子は私が夏休みになったら来るという情報を早くから得て、私のことを今か今かと待っていたと、後でスタッフから聞いた子である。私がその子と将棋を指していると、腕の下から小学1年の女の子が「ハムスターの絵を描いて」とせがんでくる。かと思えば、背を向けて友達とトランプをしていた小学2年の女の子が私の胡座に乗っかってくる、という具合で、最後の最後まで遊び相手をさせられて、さすがに疲れました。
帰り際に、「また3月もお願いします」と言われ、「もうこれで終わりにしてください」と言えずに、「その時になってみないと判りません」と言ってしまうところが私の弱いところ。その時にならなくても「やらない」ことは決めているのにきっぱり断れない。この性格はたぶん死んでも治らないな。

【写真】アサザ(浅沙)。

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呑兵衛旅行2日目に訪れた森林科学館の沼に咲いていた。所長に「これがアサザ。準絶滅危惧種です」と言われれば、沼に落ちるギリギリまでぐっと近づいて写真に収めるしかない。「花しらべ」によると花期は7月〜9月。ちょうど今時が最盛のはずだが、咲いている花はそんなに数は多くなかった。これが咲き揃ったら、黄色の可憐な花はさぞかしエメラルド色の沼に映えることだろう。花言葉は「平静」。

水墨画】車海老(No.28)

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初めて付立(つけたて)筆で描いてみた。おお、これは描きやすい。これまで普通の書道の筆で描いてきたが、描きぶりがこうも違うのかと驚いた。やはり水墨画をうまく描くにはそれ専用の筆を用いないといけないことがよく判った。
下側の海老のヒゲが一部帯状になったのが難。まあ、これも描き重ねれば、そのうちうまく使いこなせるようになるでしょう。

【タイムラプス】8月25日(金)6:43〜9:13の伊豆長岡の空。37秒。


【歩数】1,809歩。