いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

行く夏や松島影の濃き淡き(あ)

夏の呑兵衛旅行1日目。

このところ朝の起床が5時を過ぎることが多くなり、今日の呑兵衛旅行の集合に遅れたら洒落にならないと、久しぶりにアラームに頼った。

アラームは4時にセットした。が、目が覚めたのは4時前。結果的にアラームが鳴る前に起きられたが、寝過ごしたらどうしようという不安が多分に目覚めを早めさせたのかもしれない。

私以外の4人は横浜駅で集合し、私は東京駅で皆と合流。それで、新幹線に乗ってまずすることは、これ。旅の安全を祈願しての乾杯です。

f:id:jijiro:20170822085601j:plain

ビールとハイボールのロング缶を呑みきったところで車内販売がやってくるから、そこでまたハイボール(小)を追加して祈りを強める。

ちょっと祈りすぎたかなという頃合いで新幹線は仙台駅に到着。早速レンタカーであちこち見て回る。

多賀城

f:id:jijiro:20170822121244j:plain

大学のサッカー部の合宿遠征でこの近くの大学と練習試合をしたが、どんな試合だったか、勝ったか負けたか、何一つ思い出せない。

「すし哲」(昼食)↓

f:id:jijiro:20170822134614j:plain

ちらし寿司(中)を注文。1,650円。観光ガイドブックにも載る有名な店らしい。私にとっては結構な値段で、贅沢すぎる昼食となった。

鹽竈神社

f:id:jijiro:20170822143347j:plain

大学サッカー部の大先輩が宮司をしているとのことで、仙台遠征の折に部員全員で表敬訪問したが、上った階段が急だったことしか覚えていない。

瑞巌寺

f:id:jijiro:20170822151347j:plain

実は訪れるのは今回が初めて。落慶を終えた本堂の金屏風が眩しかった。

伊達政宗歴史館↓

f:id:jijiro:20170822160604j:plain

「東北の偉人」の蝋人形に、なんじゃこりゃの違和感。我がふるさと青森県代表が棟方志功太宰治石坂洋次郎なのはどうしたものか。何を基準にこの3人を選んだのか、選んだ人に訊いてみたい衝動に駆られた。

1泊目の宿は「ホテル大観荘」↓

f:id:jijiro:20170823081952j:plain

f:id:jijiro:20170822173830j:plain

ホテルの部屋からは眼下に日本三景の松島が眺められ、絵心をそそられてささっとスケッチ。透明水彩で色も塗ろうとしたが、風呂の時間、夕食の時間に急かされて断念。今回の旅行の目的の一つに加えた風景スケッチは、こうしていとも簡単に頓挫した。

風景スケッチの準備はしてきたものの、やはり呑兵衛旅行には無理だと判った。訪ねた先で写真を撮るのが精一杯で、絵なんてとてもじゃないが描けたものではない。旅の絵は、やはり、時間をいかようにもできる気ままな一人旅でなければ描けないと知った。


【歩数】9,675歩。