いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

笛太鼓軽やかに待つ宵祭(あ)

【写真】夏祭りを待つ地区の公民館。

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去年は祭りの前売り券がなくて、せっかく孫たちが遊びに来ていたのに、自販機のジュースしか買ってやれなかった。その反省を踏まえ、今年は「焼き鳥」の前売り券を5枚買っておいた。1枚5本で300円。これにはもちろん私の分も含まれる。

水墨画】竹(No.1)

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ちょうど淡彩画の模写を終えたところで学童保育のお手伝いの仕事が入った。淡彩画の描写法を学んだ後は、実際に外へ出かけてスケッチする運びとなるところだが、仕事の関係でその時間が取れない。でも毎日でも絵を描きたいという思いはあり、本棚にあった『だれでもできる最新水墨画の描き方教室』(山下秀樹著 誠文堂新光社)を手本に、しばらく水墨画の描法を学ぶことにした。
淡彩画という絵があるんだと知る前は水墨画をやりたいと思っていた。もともと書をやっていたこともあって、書と同じように墨や筆で絵を描けたらいいなという、水墨画に対する漠然とした憧れがあった。この本は、そういう思いが強かった時に買ったのだと思う。しかし、日の目を見ないまま本棚の隅っこに追いやられてあった。
それが今、淡彩画を経由して、ぐるり遠回りした格好にはなるけれど、ようやく出番が回ってきた。巡り合わせというのは、どこでどう結びつくか判らないものだなあ。いろんな条件が重なって、改めて水墨画をやろうという気になってこの本を思い出したことに、どこかしら運命的なものを感じないでもない。
この本の特徴は水墨風景画の作例が豊富なところにある。残念ながらカラー印刷ではないので、彩色は自分で想像するしかないが、そこは淡彩画の応用で色をつけていけばいいと思っている。とりあえずは、水墨画の描法をこの本で学び、慣れてきたところで彩色していくとしよう。最終的には、淡彩画と水墨画のいいとこ取りをして、双方の味わいを加味した絵を描けたらいいな、なんて思っている。
さて、水墨画の第1作は「竹」。これは水墨画の「四君子」と言われる、蘭・竹・梅・菊のうちの一つ。これが水墨画の古典的描法らしい。この描法に水墨画の基本が全て含まれているのだとか。書でいう「永字八法」ですね。まずはここから学んでいきます。
著者はこの本の「はじめに」で、「水墨画は”余白の芸術”といわれるように、余白の考え方は大事である。そしてまた”10”を描きたいところを”5”に控えることで、よい作品になることもある」と書いている。
アニメーションを作る上で大事なことは「絵を動かさない勇気」と誰かが言っていたが、この「控える」という考え方はすべての芸術表現の基本なのかもしれない。描きたいことの半分を描き、残り半分を見る人の想像に委ねることが肝要ということと理解したが、そこまで腕を磨けるかどうか……。甚だ心もとないところではあります。

【あやめ湯】18:06〜18:58

【タイムラプス】7月26日(水)6:06〜7:04の伊豆長岡の空。28秒。
撮影を始めて1時間ほどしたら雨がパラパラ降ってきた。小降りだったのでそのまま撮影を続けようとも思ったが、用心に越したことはないと中断することにした。というわけで、今日の雲の動きは少しのろい感じです。

【歩数】874歩。