いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

炎天や近道知れる朱き花(あ)

庭の梅の枝がむさ苦しい。
この日月の連休で剪定しようと思っていたが、連日34℃の酷暑では全くやる気が起きない。もう少し涼しくなる日を待ってと思うが、これから先、涼しくなる日があるのだろうかと思うくらいの連日の酷暑である。だから、今年の梅の剪定は秋になるかも。
先週の土曜、平塚から帰ったら市の教育委員会から日々雇用職員採用の通知が届いていた。もっと早くに届くと思っていたが意外に時間がかかった。書類審査し、面接をし(私は去年勤めていたということでパス)、勤務場所を割り振りし、などなどで時間がかかっていたのだろう(と善意に解釈しておこう)。
「勤務条件承諾書」を見ると、任用期間は7月24日〜8月31日まで。始業が午前7時30分、終業が午後4時30分、そのうちの5時間が就業時間になっている。
就業時間は6時間だと思っていたら5時間だった。ということは、おっ、午前勤務だと12時30分に上がれるってことか。それなら仕事が終わってから水晶苑でひと風呂浴びて碁が打てるな。しめしめ。
私の勤務日がどうなっているかは、明日、書類を教育委員会に提出してから職場に寄ってシフト表で確認するとしよう。稼ぎは夏の呑兵衛旅行費用にも届かない額だけれど、それでも納涼ビール代くらいにはなるだろう。せいぜい干からびないように水分補給を十分に摂って、この猛暑を乗り切りましょう。

【写真】ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙

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田京駅方面に出るときに通る階段近道の脇に「売地」の看板が出ていて、そこの夏草に覆われた茂みに咲いていた。この花、毎年この時期にこの場所に咲いていたっけか。覚えていない。初めて見たような気がする。
一面緑の草むらに、そこだけポツリと朱が鮮やかで、咲き方はまだらだけれど意外に目に留まる。そこで、中村草田男の名句「万緑の中や吾子の歯生え初むる」がパッと浮かんだ。私も負けじと一句ひねろうとしたが、あまりの猛暑に思考回路もショートして俳句頭にならない。
その場で早速iPhoneアプリ「花しらべ」で調べたら「ヒメヒオウギズイセン」というのだと判った。初めて知る名である。また一つ野の花の名を知ることができて嬉しい。しかし、これだけでもう10音も稼がれた日には、とても俳句に使えない。長い花の名は俳句には罪です。
「花しらべ」の説明には「南アフリカ原産で明治時代中期に導入された球根草。栽培されていたものが逸出し人家の周辺などで野生化している帰化植物」とあった。先日の歯医者のルリマツリに続いてこちらも南アフリカが原産。南アフリカ原産の花は結構な種が日本に入ってきているのだろうか。
花言葉は「陽気」「謙譲の美」「良い便り」。

【淡彩画】ヨット(No.135)

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ポイントは「マストやワイヤーなど細長い形の集まりは、鉛筆の線を生かしたり、塗り残しの細い線を重ねたりして、その複雑さを表す」こと。
いよいよ本命の船のモチーフです。まずはヨット。昨年、船を描いたとき、ワイヤーの細い線をどうまとめようかと思案したが、今回、鉛筆の線をそのまま生かし、背景をあえて塗り残すことでごちゃごちゃ感を表すという手法を知った。てっきりマスキングインクを使うと思ったら、使わなかった。

【あやめ湯】18:36〜19:09

【タイムラプス】7月17日(月)7:20〜9:32の伊豆長岡の空。32秒。

【歩数】6,503歩。