いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

初恋の人北国の姫林檎(あ)

【写真】姫リンゴ。

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家からの急坂を下りきったところに1本だけ植わってある。姫リンゴを庭に欲しいと一時期思ったこともあったが、もうこれ以上庭に果樹は増やせないと断念した経緯がある。でも、あの実、一度でいいからがぶりと丸かじりしたいなあ。2本ある柿の木の1本を切って姫リンゴを植えてみようか。

【淡彩画】旧街道を通るバス(No.134)

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ポイントは「地面とタイヤが接する部分とバスの屋根が、それぞれ左右の建物のどこに該当して見えているかをよく確認しながら形を描く」こと。
バスの大きさに対して家の入り口の高さがやや低い。ほんのわずかな差だけど、たったこれだけでバスが実際よりも大きく見えてしまうから怖い。もっともっとよく見なくちゃいけません。

【あやめ湯】18:42〜19:12

【タイムラプス】7月16日(日)7:59〜9:00の伊豆長岡の空。30秒。
今日は撮影時間がいつもの半分で1時間。撮影時間が短いと動画はスローになるが、雲の動きを確認したら何とか見られそうなので載せることにした。あいにく富士山は見られなかったが、富士山周辺の雲が面白い動きをするので、それを見るだけでも楽しい。
撮影時間が1時間だったのは、途中で電話に出たから。iPhoneは2階デッキにセットするが、iPhoneに電話が入るとパソコンがそのことを知らせてくれる。画面右端からメッセージがぴょこんと出て、電話だよと教えてくれるのだ。
パソコン(Mac OS X EL Capitan)にマイクを繋げておけばパソコンからでも通話ができる仕組みだが、私はマイクを繋げていない。今日のようなことがあるとタイムラプス撮影を中断しなくてはいけないので、そろそろマイクを繋げようかと思っている。
電話は平塚住人からだった。昨日帰りしなに栗焼酎を渡し忘れたのと、朝日新聞の「折々のことば」の切り抜きも渡し忘れたので電話したと言う。
わざわざそれだけのために電話をしてくる人なのかというと、してくる人なのである。現役時代は「教育とは何ぞや」という議論を侃侃諤諤交わしたりもした、私にとっては今も人生の師と仰ぐ人である。
師は私が栗焼酎が好きなことを知っていて、自分は飲まないのに、いつか私に飲んでもらおうと買っておいたのらしい。何年前のものか判らないけどと言っていたけど、何年前でもいい、そう思ってくれる気持ちがありがたいんです。
また、「折々のことば」も、まさか私に渡そうと思って切り抜いてくれていたなんて、ちっとも知らなかった。
前回の「海楽人」の呑み会かその前かの席で、朝日新聞連載の「折々のことば」を話題にしたことがあった。
前はデジタル版で無料で読めていたのに、いつからか無料で読める記事は一日1本だけになってしまって、今は「天声人語」しか読んでいない。「折々のことば」は毎日楽しみにしていたのに途中までしか読めなくなってとても残念だ。続きを読みたければ毎月980円払えとケチ臭いこと言い出したから、じゃあ読まねえとへそを曲げた。
途中で切れたことばの続きを自分なりに想像して思考訓練しようとしたけど、どのようなことばが後に続くのかがまるで読めない。もしコラムを最後まで読めたら、自分の考えたことと未読部分と比較できるのに、とか何とか師に語ったことがあった。
師はそのことを気に留めてくれて、それから「折々のことば」を切り抜き始めたらしいのだ。私にそれを渡すために。これまた何という人だろう。尊すぎます。頭が下がりっぱなしです。
カントとヘーゲルをこよなく愛し、資本論もこの前最初から読み返してみたという師は吉永小百合と生年月日が同じ。先日、全身麻酔で鼠径部の手術をしたばかりで体調がよろしくないと言いながら月例「海楽人」に顔を出したけど(酒は一滴も飲まなかった)、そろそろ無理の利かない年齢になってきたんだから、ほどほどにね、師には長生きしてもらわないと困りますからね。

【歩数】4,299歩。