いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

驟雨去りポンチョ抜け殻青い空(あ)

【写真】雨上がりの伊豆の空。

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水晶苑を出る時にパラパラと降り出した雨はたちまち本降りとなり、晩酌のつまみを買いに立ち寄ったスーパーを出るまでずっと降っていた。
ハーフパンツにクロックスサンダルを履き、上にポンチョを被っていたから服は濡れずに済んだが、買い物を済ませてスーパーから出てきたら、雨は嘘のようにからりと止んで青空が見えていた。
驟雨です。夏らしい雨の降り方です。これで梅雨が明けて本格的な夏の到来になります。

【淡彩画】小さなトラック(No.131)

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ポイントは「軒先や扉など、人の大きさの基準になるような形や建物とよく見比べながら大きさの見当をつけていく」こと。
いよいよ最後のモチーフ「乗り物」です。乗り物の中では船がいちばん好きで、これから外に出かけて描くスケッチも西伊豆の港の船が中心になると思います。船の作例は手本に4例あって、それを描くのが今から楽しみです。

【水晶苑】12:50〜16:00
湯から上がってラウンジで水を飲んでいたら、外の駐車場に赤い車が入ってきたのが見えた。車から降りたのは人麻呂氏。おっ、今日は人麻呂氏との対局になるかと、後を追うように2階へ上がると、大広間では自然塾氏が手持ち無沙汰に対局者を待っていた。
私の先を歩いていた人麻呂氏は何も言わず、いつもの場所から碁盤と碁石を持ってきて自然塾氏の前に置く。自然塾氏も何も言わないで応じる。それで二人の対局が始まる。互いに顔を見た瞬間から二人の対局が約束されたみたいで、そこには私への配慮のかけらもない。これまで長く対局してきた間柄の阿吽の呼吸とでも言おうか、そんな気配を感じて、私は大広間の前のソファに座って次に来るだろう対局者を待つことにした。
ソファで熊本の奴に本のお礼のメール(先週土曜の大学体連の呑み会で、熊本から来た奴が自分も執筆の一人という熊本地震の本を回し見させていたのだったが、その本がなぜか私のバッグの中に入っていて、そのことを知らせたら、本は店に置き忘れてきたと思っていたけど、お前が持っているんだったらお前にやると言ってきた、そのお礼のメール)を打っているところへ建材氏がやってきた。
やはり今日も建材氏との生き死にの戦いになるかと碁盤を用意しようとしたら、すでに碁盤は人麻呂氏と自然塾氏との対局席の隣にセットされていた。人麻呂氏が、「用意しといたから」とぽそりと言う。私と建材氏のために? お先に失礼して自然塾氏と対局を始めたことへの、私に対する気配りだったんだ。ああ、なんていい人なんだ。
建材氏と黒番で1局、白番で2局打ち、3勝0敗。うち数える碁は2局目だけ。あとはやはり大石死すの図になった。
建材氏との3局を終えた段階でもう1局やれる時間があったが、建材氏は「もう、いい」と言って席を立つ。そこへちょうど白髭氏も手が空いたというので、「では(私と)やりましょう」と声をかけてくれた。で、4局目は白髭氏との対局になった。
白髭氏には4子置く。置石を頼りに果敢に攻め、中盤で相手の大石を分断させたが、攻めているはずの石が逆に団子状態にされ、ごっそり取られてしまった。
対局を振り返って白髭氏が、「あそこの一手が緩かったね」とアドバイスしてくれた。「そうですか、やっぱり」と答えたものの、「あそこの一手」がどこの一手を指すのか判らない。それが判らないようでは碁はまだまだと言わざるを得ない。勉強あるのみ。

【タイムラプス】7月13日(木)6:21〜8:39の伊豆長岡の空。34秒。

【歩数】2,316歩。