いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

曲がり茄子水たんと飲めたんと飲め(あ)

【写真】ミニ菜園のナス。

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接木苗のナスなのに、実はこの一つしか生らない。果樹の下で日照がうまく確保できないのが原因だろうか。この夏は、ナスの天ぷらを嫌という程食べる予定でいたのに、これ1個じゃ無理ですね。


【淡彩画】鹿(No.130)

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ポイントは「一本の線できちんと描くのではなく、何本も線を行き来させながら『ためらい線』を描くことで形の単調さを防ぐ」こと。

「ためらい線」という言い方があることを初めて知った。漫画ではこの「ためらい線」からペン入れして一本の線に仕上げていくところだろうが、淡彩画ではむしろそのまま線を残すんですね。漫画だと汚らしい下描きの線も、淡彩画ならそれも含めて絵になるということか。

「ためらい線」で思い出したのが、横浜の高校で同じ学年を担任した美術の先生が私を描いてくれた肖像画の下絵。その絵は今も私の大切な宝物だ。

絵は知床のホテルで描いてもらった。そのホテルは私の高校の同級生が女将をしているホテルで、前の年の夏に1泊で高校のクラス会をやったところでもある。

卒業生を送り出したら学年でオホーツク海の流氷を見に行こうと提案したのは私だった。もちろん泊まるホテルは、前年にクラス会をやったホテルと決めていた。1泊2日で知床へ行って流氷を見ようなんて無謀な企画だったが、4月から月5,000円の積立をして、実際に知床へ飛んでしまった。

あいにく流氷の離岸には間に合わなかったが、夕食の宴はタラバガニ一杯丸ごとサービスのサプライズもあり、大いに盛り上がった。

宴が終わり部屋に引き上げての二次会で、銀座で定期的に個展も開く美術の先生が、興に乗ってコピー用紙に皆の酔っ払った顔を描き出した。カラオケでジャンプしながらタンバリンを叩く姿は幾度となく見てはいたが、絵を描いている姿を見るのは後にも先にもその時が初めてだった。

酔っ払いの肖像画は、部屋で呑んでいた全員の分を描いていた(と思う。私も酔っ払ってよく覚えていない)。その絵が、今思えば「ためらい線」で描かれていて、糸が絡まったような線が、目になり鼻になり口になっていて、さすが画伯、酔っ払っても画伯と感嘆したことを覚えている。


【水晶苑】12:55〜16:22

囲碁サロンの仲間に元教員がいると、以前、白髭氏が教えてくれた。どの人が元教員なのかは判らないが、今日対局した人がそうなのではないかという気がする。違うかもしれない。

風貌は、どことなく小野田寛郎に似てなくもないから、自然塾氏とでも呼ぶことにしよう。

その自然塾氏と3子置いて4局打つ。0勝4敗。完膚なきまでに打ちのめされる。対局を終えて一言、「おたく、あんまり強くないね」。

実は自然塾氏とは以前に対局したことがあって、その時は運良く1勝することができた。それが印象にあって、もしかしたら私のことを過大評価していたのかもしれない。しかし、今日再び打ってみて、私の棋力がはっきり判ったということなのだろう。

それにしても随分ストレートな物言いをされたものだ。本当のことだから仕方ないとしても、言われればやはりムッとくる。ムッときて、よし次は勝ってこっちがギャフンと言わせてやる番だと密かに闘志を燃やすのである。


【タイムラプス】7月12日(水)6:26〜8:25の伊豆長岡の空。29秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10213639898093941/



【歩数】3,620歩。