いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫の夏じいじは伊豆の客となる(あ)

昨夜は、大学の体連幹事会の星祭(呑み会)だった。
東京からの帰りは、東京駅から新幹線で三島へ、三島から駿豆線に乗り換え田京駅で降りたのが午後11時前、そこからタクシーに乗ろうとしたら、タクシーが1台もいない。乗り場のベンチに先客がいて、その隣に座ってタクシーの到着を待ったが、たとえタクシーが来ても先客が乗るだろうし、次のタクシーまでどれだけ待たされるか判らない。それで、結局家まで歩くことにした。駅から歩こうと思えば歩けるところに家があるというのは、なんともありがたいことです。
家に着いたら孫が来ていて、私がいつも寝る場所に寝かされていた。それとダンボールハウスが2個。ダンボールハウスは孫の作で、家中のダンボールを粗方お兄ちゃに取られ、孫娘はベソをかきながら押入れシートで天井を張り、何でじいじは東京なんかに出かけて行ったんだとぎゃあぎゃあ喚き散らして寝てしまったと言う。そう言われてもですねえ、こっちだって年に一度のよんどころない事情もありまして、孫娘よ、世話できないこともあるのだよ。
その罪滅ぼしというわけでもないが、今日はなるべく孫と一緒にいる時間を作ろうと思った。お兄ちゃんは相変わらずゲームに熱中しているから、そのまま好きにさせておく。ゲームのやりすぎは気になるところではあるが、私がここで小言を言っても逆効果にしかならないと思って言わない。ただ、ご飯を一緒に食べる時だけはゲームをやめるように言っている。
孫娘は、昨日のダンボール作りで思い通りにできなかった不満が残っていたのか、ダンボールでレジ(スター)を作ると言い出した。どこから探し出したのかMac miniの空き箱(きっと中身をどこかに捨てたに違いない)で工作を始める。今はもうすっかりカッターの使い方も板についてきて、ハラハラしながら成り行きを見守ることは無くなったが、それでも刃を出したまま床に置いたりするので、使ったら刃を仕舞うことを徹底させながら見守る。ビニールテープもどこに仕舞ってあるかカミさんよりも詳しく知っていて、自分でちゃんと取りに行く。
驚いたのは、そのビニールテープを取りに食器棚奥の物置に入って行くとき。「じいじ明かりを点けて」と頼まれ、点けてやったら床に大きなイエグモがいた。それを見て私はちょっと構えたのに、孫娘は平気でズンと足を踏み込んで、イエグモを追い払ってしまったのだ。
孫娘にはイエグモが見えていなかったったんだろうか。いやそんなはずはない。あれは見えていて、それでも平常の歩き方のそれで奥へ歩を進めただけのことなのだ。イエグモをちっとも怖がっていない。なんという娘だ。
午後2時半過ぎ、孫たちはカミさんの運転で小田原へ帰って行った。午後5時から小田原でミニバスケの練習があるのだという。そんなことだったらわざわざ伊豆へ来ることもなかったろうに……。相変わらずせわしない孫のスケジュールである。

【写真】レジスターを作る孫娘。

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前回、伊豆に来た時は缶ジュースの自動販売機を作っていたが、今回はレジスター。組み立てた箱の右にカッターで切り目を入れたので、なんでそこ切るの? と訊いたら、クレジットカードをスキャンする溝だって。そんな細かいところまで作り込むようになったんだねえ。

【淡彩画】すずめ(No.127)

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ポイントは「輪郭は丸みを持った身体にくちばしと尾羽が少し飛び出しているような形なので、頭や顔が大きくならないように気をつける」こと。
こんなにデブのスズメは寒雀だな。今回は下描きも含めて30分くらいで仕上げた。以前はこんな絵にも倍の時間をかけていたのだから、それを思うと少しは描き方も進歩しているのかなと思う。実際はまだまだなんだけどね。

【タイムラプス】7月9日(日)16:08〜18:31の伊豆長岡の空。35秒。

【歩数】5.233歩。