いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

朝顔の露に語れる月日あり(あ)

【写真】孫娘の植えた朝顔が咲いた。

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去年の4月下旬、横浜の呑み友が伊豆へ遊びに来たとき、湯ヶ島まで水汲みを頼んだ。行ったら水汲み場の横に朝顔の苗が置かれてあり、ご自由にお取りくださいと書かれてあったので2株いただいて来てミニ菜園の端に植えた。その朝顔が赤紫と青紫の花を咲かせ、まるで晩年の仲睦まじかった父と母みたいだとブログに書いたのが去年の6月16日(「朝顔のあなたお前と咲き並ぶ」)。 
その朝顔から孫娘がタネを取り、小箱に入れて仕舞っておいたそのタネを、今年4月下旬に孫娘が植えた。その朝顔が、今朝見たらこんなに立派に咲いていたのである。油断していた、というのは変だけど、咲くのはもう少し後かなと思っていた。突然咲いた、という具合だったので、その分感動が何割り増しかで膨らんだ感じです。
孫娘が自分でタネを取って、自分で(芝生の一等地に)畑を作って、自分でタネを植えて、早く芽が出ろ出ろと水をやって、芽が出たとはしゃいで……というストーリーが咲いた花に見えるから、だから感じ入る思いもひとしおなんだね。

【淡彩画】雨傘の人(No.116)

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ポイントは「傘をさす人々の姿は、傘で背中まで隠れている人や顔が見えている人など、さし方や歩き方で様々なので、その、少しずつ異なる形を描き分ける」こと。
見るのは細かいところまで見ているけれど、描くときは細部まで描かず不定形に描くということですね。う〜ん、難しい。
前回は背景の建物の輪郭を濃く残して失敗したので、今回は意識して淡くしてみました。これで傘の人たちが主役になったと思うがどうでしょう。

【水晶苑】12:48〜16:35
建材氏と4局打つ。全て白番で3勝1敗。1敗は1目の差。そんなに際どい勝負になるとも知らずに打っていた。数える碁は、半目まできちんと数えられるようにならないといけません。
建材氏と碁を打つのは今日で3度目で、サロンの中では対局の回数がいちばん多い。棋力もちょうど同じくらいで、勝ったり負けたりを繰り返し、勝率で言えば今のところ私の方がやや上回って白を持たせてもらっている。
白髭氏は私と建材氏とが互い戦で打っているのを見て「◯◯さん(建材氏のこと)、いい相手が見つかってよかったじゃあ」と言ったものだ。それは私も思っているし、たぶん建材氏も同じように感じていると思う。
でも一方で、同じような棋力の人とばかり打っていると強くならないというのも事実で、強くなるにはもっともっと碁を勉強し、強い人と対戦して打ち勝たなくてはいけません。
強い人は一手一手に緩みがない。それは対局すればすぐに判る。常に盤面の優劣を見極め、相手の石に襲いかかりながら自分の陣地を磐石なものにしていく。とまあ、判ったふうなことを言うが、判ったふりをしているだけで実際はちっとも判っていない。
白髭氏は私のことを「まだまだ猫を被っている」と言うが、私には被る猫なんていないし、見ての通りの囲碁が今の私の本当の棋力なのである。

【タイムラプス】6月28日(水)5:32〜8:02の韮山方面の雨空。37秒。

【歩数】741歩。