いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

皿に塩ふつて焼酎なみなみと(あ)

【写真】桜えび塩。

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大場の病院の帰り「伊豆 村の駅」で買った。500円(税別)。早速これを、カミさんが作り残していったかき揚げの天ぷらにふりかけて食ったが、味は、う〜ん、よく判らない。店のサンプルを舐めてみたときは結構しょっぱかったんだけどなあ。天ぷらに塩をふるのはやはり揚げたてでないとダメみたい。

【淡彩画】夏の町角を歩く人(No.115)

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ポイントは「早描きのスケッチなので細部は描かないと割り切って、大まかな形を描く」こと。
これだけの風景を早描きスケッチなんて、無理無理。この手のスケッチをサクッと描けるようになるにはまだまだ10年は腕を磨かないと。
背景の建物をそのまま鉛筆の線描で残しておけばいいものを、さらに絵の具を重ねたものだから、輪郭の線が強すぎて逆に人物描写が弱くなり、どっちが主役か判らなくなってしまった。

【水晶苑】13:06〜16:33
白番で1局、黒番で2局打ち、全敗。
今日のお相手は初めての人。湯から上がって白髭氏と建材氏の対局を覗いていたら、後から来たその人に(やりましょう)と目で合図された。何の構えもないごく自然な誘いが嬉しかった。
私はその人とお会いするのは初めてだが、私が囲碁サロンの仲間入りをしてから、その人はそれとなく私のことを気に留めてくれていたのかもしれない。
年恰好は80代前後と見た。なかなか豪快な碁を打つ方で、がんがん強気で攻めてくる。こちらもコンチクショウと思って受けるが、気づけば大石の目を奪われ玉砕の図になる。冷静に冷静にと思うが、強引に攻められると頭に血が上って益ます冷静でいられなくなる。そこがまた囲碁の面白さでもあるのだが、やられるとやはり悔しい。
晩年の父とは、青森へ帰ると必ず碁を打った。父は私と碁を打つことを楽しみにしていたようだった。父の碁はお世辞にも上手いとは言えなかったが、私に粉砕されても「一番」「もう一番」と言って晩御飯の支度が整っても引き下がらなかった。
今日私が打った碁は、父の打ち方にどことなく似ているような気がした。「負けて悔しいはないちもんめ」の気分だが、ヘボ碁のくせに、よし次は勝ってやると思うところは、そこだけ父の血を受け継いでいるのかもしれない。
対局を終えたのが午後4時過ぎ。ラウンジに顔を出したら、看板氏が一人で湯上がりの水を飲んでいた。私が2階から降りてくるのを待っていてくれたようだ。
昨日、看板氏から「伊豆本因坊戦」の記事の載った新聞をいただいた時に、大会の結果が載っている新聞は明日持って来ますよと言ってくれて、それで今日、碁を打ち終えてからラウンジに顔を出したのだった。
看板氏は私にその新聞を渡すために、ラウンジで私を待っていてくれた。なんていい人なんだろう。この人と知り合いになったればこそアマデウス3時半氏を知ることになり、コンサートに行くことになり、ビオラ奏者の奥さんを知ることになり、青森は木造出身の方と話をするようになり、囲碁サロンの仲間入りもできた。
こんないい人たちと出会えて私は本当に幸せ者だと思う。水晶苑でお会いする方はみんなみんな私より年上の方ばかりだけれど、どなたも元気溌剌で思い切り人生を楽しんでいるように見える。家に籠らないで外に出ていろんな人と話をするのがいいんだろうね。
私もこういった元気なお年寄りから元気をもらって、後からくる後輩に元気を与えられたらいいと思っている。

【タイムラプス】6月27日(火)5:53〜8:03の伊豆長岡の空。32秒。

【歩数】2,761歩。