いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

梅雨晴れ間老いを自慢と碁石打つ(あ)

【写真】和蒸籠。

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今週火曜、ヤフオクで落札した。入札者は私以外にもう一人いて、締め切り直前の競り合いになるかと思ったが、そうならなかったのはちょっと拍子抜けのラッキー。

送料1,180円は商品価格よりも高かったが、トータルで市販の5分の1程度で手に入ったので良しとしよう。競り合いにならなかったのは、出品者の提示した送料がやや高めだったせいかもしれない。

ヤフオク出品者の説明だと商品は「未使用」とのことだったが、届いたのを見たら鍋の底に多数のシミがあった。新品を一度も使わず、長い間ずっと保管しておいたのだろうと理解したが、これはもともと鍋は要らないと思っていたから問題ない。

蒸籠本体の方はどうかというと、こちらはビニール袋に入ってきれいに仕舞われており、特に欠点は見当たらなかった。竹すだれも蒸し布も付いているから、あとはもち米さえ用意すればすぐにでも餅搗きができる。

カミさんに言うと、またそんなもの買って、と言うに決まっているから言わないが、餅搗きの必需品なんだからいいじゃねえか、安く買える時に買って何が悪い、のである。


【淡彩画】提灯や旗竿(No.111)

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ポイントは「提灯や看板など小さなものや装飾を主役に描くときは、文字や模様など細部の様子も描いてそれらしさを表す」こと。

旗の反対側の文字が透けて見えるように描いたつもりだが、なんだかシミみたいになって、汚らしく見える。まだまだです。


【水晶苑】13:04〜15:58

建材氏と3局手合わせして、黒を持って勝ち白を持って負け、また黒を持って勝ち。建材氏の棋力は私と互角と見た。互角同士で打つ碁がいちばん楽しい。

3局目を打っているところへ、地元の看護学校の実習生が5人ほど顔を出した。今は病院だけでなく、高齢者施設でも実習を行うらしい。

実習生は、「皆さんおいくつですか?」「いつもここで碁をやってらっしゃるんですか?」「何かお手伝いすることはありませんか?」などと予習してきたような質問をする。

白髭氏と碁を打っていた人(初めて見る人)が、その場を代表してというふうに一つひとつの質問に当たり障りなく答える。答えるたびに別におかしくもないのに実習生はころころ笑う。

「いいねえ、若いってのは」とその人が言うと、いちばん端にいた人が、「若くない人もいますけど」と言ったものだ。その声につられて私も思わず盤面からそっちに目を向けた。どうやら実習生の引率教官らしい。

「俺らに比べたら十分若いら」と代表氏。さすがは亀の甲より年の功、その場をうまくまとめました。

実習生が去った後、建材氏が用事があると言って帰ったところで、「じゃあ、私とやりましょう」と声をかけてくれる人がいた。

この人も初めて見る人である。私と建材氏と打っている様子を傍で見ていたのだろう、2子でどうでしょうと言ってきた。

2子で打ち始めて、2子どころではない方だと直ぐに判った。4子置いても足りないかもしれない。昨日の人といい今日の人といい、水晶苑の碁打ちは相当な実力者揃いみたいに思えてきた。これは本格的に基礎から勉強し直さないとお相手してくれないかもしれない。

結果は中盤で大石が死んで投了。完膚なきまで打ちのめされてしまいました。


【タイムラプス】6月23日(金)5:36〜8:22の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10213419427022302/


【歩数】3,489歩。