いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

子燕の知る青い川青い空(あ)

田京の「大連」でランチを摂ったあと、大仁の水晶苑へ向かう。
月曜はこのパターンになりそうだ。何せ月曜は650円のランチが520円で食える。だから私は「大連」へは月曜しか行かない。
通常の650円だってそれほど高い値段だとは思わないが、同じランチを20%オフで食えるとなれば月曜以外に行く気にならない。そんなふうに考える月曜限定の常連さんという人は、私以外にも結構いるんじゃないか?
水晶苑に着くと受付ノートの2行前に白髭氏の名があった。白髭氏は脚を痛めているとかで、碁を打つ前と後の2回風呂に入ると言っていた。なるほど、そういう手があったな。私も最近、朝起きると右肩に寝違えたような痛みが残るから、白髭氏のように囲碁の前後に湯に浸かるとするか。温泉療法の合間に囲碁が打てるなんて、願ったり叶ったりの贅沢な暮らしです。
湯から上がり2階の大広間に行くと、白髭氏をはじめ既に8人の方が碁を打っていた。そして一人、衝立に肘を置きながら白髭氏の碁を見ている人がいた。「こんにちは」と私がその場に挨拶すると、白髭氏が、「ちょうどいいや、◯◯さんもその人(私)とやったら」と衝立の人に声をかけた。
衝立の人と私と互いに名を名乗り、ではお願いしますの1局が始まる。私は2級と棋力を自己申告したが、衝立氏は級も段も言わなかった。黙って私に白石を渡す。私が白を持つなんて不相応だとは思ったが、まあ打ってみましょうと衝立氏が言うので、ひとまず従うことにした。
で、打ちはじめてすぐに判った。私が白を持つ身分ではなかったということを。果たして大石の目を奪われ、中盤で万事休すの投了。続いて2局目は、今度はお願いして黒を持たせてもらったが、これまた緩い一手を咎められてあえなく撃沈。2局打ったところで見学している方に座布団を譲ろうとしたが、衝立氏が私を立ち上がらせてくれない。もう1局やりましょうと言う。それで3局目は2目置かせてもらうことを提案した。が、2子置いても勝てない。結局3連敗。衝立氏と私との棋力の差はあまりに違いすぎました。もう相手にしてくれないかもしれません。意気消沈、意気阻喪の囲碁デビュー2日目でした。

【写真】電線の燕。

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夕方、散歩に出たら、近所の電線に燕がたくさん集まっていた。巣立ちしたばかりの子燕だろうか。
家の車庫にも燕が巣を作らないかと毎年期待しているのだが、一向にその気配がない。燕が巣を作るのはコンビニの看板の上だったり、吹き抜けの建物の軒下だったり、比較的高いところが選ばれるようだ。車庫みたいなところは天井が低すぎて、燕からすれば危険の多い場所なのかもしれない。
そういえばこの前、パソコンに向かっていたら、下からバサバサ鳥が暴れるような音が聞こえてきた。障子を開けて外を見たら、カラス、である。カラスが車庫に入り込んで暴れている。こんなことは今まで一度もなかった。カラスはすぐに飛び去ったが、はて、あれは何だったんだろう。獲物の小動物でも見つけたのだろうか。そんな、カラスが暴れる場所だもの、燕が巣を作るはずないよなあ。

【淡彩画】石灯籠(No.107)

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ポイントは「背景を暗く描くと石灯籠が明るく浮かび上がり、日差しの様子まで表せる」こと。
最初に石灯籠に淡く色を塗った時は暗い感じにも見えたが、背後を濃く塗ったら石灯籠が明るく浮かび上がってくるから不思議。
また、描いているときは全く気付かなかったが、仕上がった絵を見ると背後が大きな岩に見えなくもない。淡彩画は、こういう予期せぬ効果があって、ほんと面白い。

【水晶苑】12:43〜16:27

【タイムラプス】6月19日(月)5:47〜8:05の伊豆長岡の空。34秒。

【歩数】3,747歩。