いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

三味の音のふと止み紫君子蘭(あ)

水晶苑の囲碁サロンにデビューしました。
昨日、白髭氏が「だいたい午後1時頃に集まって碁を打ち始める」と言っていたので、それより少し前に水晶苑に着くように家を出た。ランチを外で食べようと思ったが、どこも混んでいそうな時間帯だったので、昼飯は買い置きのカップ焼きそばで済ませた。
水晶苑に着くと、これまたグッドタイミングで白髭氏と受付で一緒になった。受付では住んでいる地区と名前と年齢をノートに書くことになっている。白髭氏が私より先に記名したので、それで白髭氏の名前と年齢が判った。年齢は私より10歳上だった。
白髭氏は、そのまま2階へ上がると思いきや、ラウンジを抜けて風呂場の暖簾をくぐった。あれ? 碁は風呂の後なのかな? まだ囲碁仲間が来ていない時間なのかな? と思って試しに2階に上がったら、いつも碁盤を並べている大広間には誰もいなかった。
2階から風呂場に回り、白髭氏に「まだどなたもいらしてないですね」と言ったら、「(みんなが来るのは)1時半くらいで、土曜はいつもの半分くらいしか来ないよ」とのこと。私もそうだけど、土日は孫の世話をするという方が多くいらっしゃるのかもしれない。
私が湯から上がると、先に上がった白髭氏が2階で仲間と碁を打っていた。盤面はまだ石が少なく、打ち始めたばかりといったところ。出ている盤はそれだけで、他は誰も来ていなかった。仲間の人は風呂湯に入らなかった人で、直接2階へ上がって誰かが来るのを待っていたらしい。
私が仲間の人に名を名乗り、「お仲間に入れてもらおうと思って来ました」と挨拶する。白髭氏の様子から、なぜ私がここへ顔を出したかの経緯を察したらしく、打ち始めたばかりの碁を中断して座を私に譲ろうとした。私は、「どうぞお構いなく、お続けください」と言ってベランダに出て外の景色を数枚ほど写真に収めたりした。(正面の山が水晶山で、その左の赤い橋が大仁橋)。

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そのうち二人の対局が終わり、白髭氏は私を呼んで座を譲ってくれた。いよいよ水晶苑の囲碁デビューである。棋力を自己申告し合い、私が2級で相手の方が初段というので私が黒石先番となった。
1局目。中盤で私が白の大石の目を運良く奪って中押し勝ち。2局目は石を持ち替えて私が白番で打ち、今度は逆に私の大石の目が潰れて中押し負け。3局目はまた私が黒番に回り、終盤の攻め合いに負けて撃沈。結局デビュー初日はトータル1勝2敗の負け越しとなった。
今日の相手の方は最後に「(仲間は)一癖も二癖もある人ばっかりだけど、一緒に仲良くやりましょう」と言ってくれた。もちろん私もそのつもり。さあて、俄然忙しくなって来たぞぉ。

【写真】アガパンサス(紫君子蘭)

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家の前の道路が、メインの広い道路へぶつかる角の道端に咲いていた。紫色のツメクサを大きくしたような格好の花で、咲いているのはここだけかと思ったら、散歩する道道に結構咲いていた。咲く場所といい、すっと伸びる茎の先に花が咲くところなど、どこか彼岸花に似ている(と思ったらヒガンバナ科だった)。藤沢にいるときは見かけた記憶がないが、伊豆あたりではそちこちに咲くらしい。花言葉は「恋の訪れ」「知的な装い」。

【淡彩画】手水鉢(No.105)

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ポイントは「影の暗さを濃い色で描いて立体感と重さを出し、また、置かれている状況がわかる程度に周囲の石や草を少し描き入れる」こと。
手水鉢の影がまだら模様になったが、これは、まだらになるように意識して描いたのではなく、濃くなるように何度も塗り重ねたら、結果としてそうなった。自分の意図しない効果が現れるところが、これまた淡彩画の面白いところです。

【水晶苑】12:48〜15:57(3→4人)

【タイムラプス】6月17日(土)5:07〜7:20の伊豆長岡の空。33秒。

【歩数】4,781歩。