いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

紫陽花の雨受けて白青み帯ぶ(あ)

昼、炊飯ジャーでご飯を炊く。
カミさんが伊豆へ来た時は必ずご飯を炊くが、私が一人でいる時は、まずご飯を炊かない。朝は食パン、昼はカップラーメンか外食、晩は晩酌のつまみで腹を満たす。
しかし、今日は違った。朝から雨が降っていて、バイクで濡れてまで外へ食べに出る気が起きない。食パンもカップラーメンも「サトウのご飯」も切らして、無い。下のコンビニまで歩けば調達できるが、それをしなかったのは、新潟の農家から送られて来た米がまだ3袋(1袋5kg)もあったから。
米の届け先はこれまで藤沢だったが、4月から伊豆に配達されるようにカミさんが手配したことで、米は伊豆の食器棚下に積まれることになった。それで、他に食うものがなくても米だけは常にある状態になった。
これまでも米は、その都度カミさんが藤沢から運んで来てはいたのだが、一人でいると炊くのが面倒で、ついスーパーの半額弁当にしたり、コンビニのおにぎりにしたり、「サトウのご飯」をチンしたりしていた。
でも今日は腹の足しになるものが何もなく、おまけに雨で外出も億劫、ときた。パスタはあったから茹でれば腹の足しにはなっただろうが、ミートソースがないケチャップがない。素パスタをめんつゆですするのも情けない。
でもご飯なら炊きさえすればなんとでもなる。塩がある、海苔がある、鰹節がある。これで、おかかおにぎりができるじゃないか。せっかくの米を余らせておくのも勿体無い。今後のことも考えて、これからはせいぜいご飯を炊くとしよう。
かぐや姫の「赤ちょうちん」で、♪雨が続くと仕事もせずに キャベツばかりをかじってた♪ という情けないシーンが歌われていたが、キャベツは日が経てば萎びて食えなくなるけど、ご飯はラップに包んで冷凍しておけば、いつでもチンして食える。わざわざ「サトウのご飯」を買わなくて済む。
というわけで、今日は自分一人用に初めて炊飯ジャーを使ってご飯を炊きました。これで3日は持つ。今日はいつ買ったか知れない五目チャーハンの素を見つけて炒めてみた。明日はレトルトカレーにしてみるか。明後日は梅茶漬けか。その次は……。まあ、米さえあれば、少なくとも貧乏学生下宿時代のようなひもじい思いをしなくても済みそうです。

【写真】庭の紫陽花。

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去年は剪定を間違えて一花も咲かなかった紫陽花。他所の紫陽花と比べて花の数は少ないながら、今年はなんとか咲いてくれたことでひとまずホッ。
伊豆も昨日(6/7)から梅雨に入り、今日は朝から雨がしとしと降っていた。雨に濡れて咲く紫陽花は、とかく鬱陶しくなりがちな梅雨のこの時期に、幾分か華やいだ気分にさせてくれます。

【淡彩画】古城を望む(No.96)

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ポイントは「左側の石塀や右の壁面を大きく入れた構図で、道の奥行きと古城のある丘との遠近感を強調して描く」こと。
丘の古城が古城に見えない。コンクリートの要塞みたい。う〜ん、まだまだです。

【あやめ湯】18:18〜18:49(5→2人)

【タイムラプス】6月8日(木)5:55〜7:31の伊豆長岡の空。23秒。

【歩数】4,023歩。