いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

冷蔵庫の水湯の汗いや増せり(あ)

午前中、大場の病院で定期検診。血糖値はやや高めだったがHbA1cは前回より0.2ポイント下がった。血圧は正常、体重もおやつを食べ始める前の体重に戻った。
病院は内装が新しくなっていた。といっても受付窓口が少し広くなったのと、診察室の中にあったトイレが廊下から入れるようになったのと、待合室のベンチが1台増えたことくらいだが。ベンチが1台増えたことで、正面が受付窓口だった向きが横向きになった。ちょっと変な感じだけど、その分多く座れるようになったから、まあいいでしょう。ともかくここの病院は混むから。
先月、高齢者入浴施設「水晶苑」の利用申請書を出した時に「かかりつけ医」を記入する欄があった。もしものことを考えての記入欄であることは分かるが、その時、はたと書く手が止まった。私のかかりつけ医って誰だ? そもそも「かかりつけ医」って何? 主治医とどう違う? という疑問が湧いたのだ。
私が倒れた時にどこの医者に連絡をすればいいのか、その医者が「かかりつけ医」だろうと解釈して、とりあえずその場では今日行った病院の女医さんの名前を記入しておいた。
その日はそれで家に帰ったのだが、帰って改めて「かかりつけ医」について調べてみた。
まず「かかりつけ」という言葉の意味。デジタル大辞泉には「いつもその医者に診療してもらっていること。『かかりつけの医者』」とある。つまり、この「かかりつけ」という語は「医」しか修飾しないらしい。
次に「かかりつけ医」の定義だが、これは厚労省のPDF資料に「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」とあって、医療のスーパーマンみたいなことが書いてある。この定義に、私が「かかりつけ医」の欄に記入した女医さんが当てはまるかどうかと言えば、病院が場所的に少し遠いという点を除けば、たぶん当てはまるような気がする。
ところが、この「かかりつけ医」は自分で選んで決めるものではなく、研修を受けて認定された医師に与えられる制度なのだそうだ。長年購読して信頼できるメルマガにそう書いてあった。え? 自分で決められないの? じゃあ、一体誰がどうやって決めるの?
自分で決められないなんて、そんなバカな! と思ってもう少しネットに当たってみたら、「日本訪問診療機構」というサイトのトップに、「まずは、かかりつけ医になって頂く医師と面談したり、情報収集するなど、ご家族と相談して信頼できそうだと感じれば、かかりつけ医に決めればよいと思います」<http://jvmm.jp/houmon-points.php>とあった。
なあんだ、自分で決められるんじゃないの。脅かさないでよ。でも「信頼できそうだ」とどこで判断するんでしょう。実績? 専門性? いえいえ、いちばん大事なのは相性なんだと(同サイト)。
でも相性が合う合わないは付き合ってみないと分からないところもあるでしょう。私は糖尿病を患って以来ずっと同じ女医さんの世話になっているからいいけれど、もともと病院嫌いの人や病気などしたことがないような人は、「かかりつけ医」を選ぼうにも選択肢がほとんどない。そういう人たちに相性のいい医師を選べと言っても、たぶん言われた方も困るよね。

【写真】水晶苑のラウンジ。

f:id:jijiro:20170525145529j:plain

丸テーブルが4卓あって、1つのテーブルに椅子が4脚ある。看板氏と一緒の時はいつもここで冷水を飲む。隣は6畳の畳コーナーで、折った座布団を枕に寝ている人もいる。

【あやめ湯】18:52〜19:21(2→3人)

【タイムラプス】5月30日(火)6:00〜8:19の伊豆長岡の空。34秒。

【歩数】1,798歩。