いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

雨含み枝垂れ桜のより低く

腰を痛めてしまった。
一昨日、車庫にメタルラックで棚を作り、比較的重い荷物を運んだり、薪を積み直したりしていて痛めたらしい。一昨日、昨日と痛みは全く感じなかったが、今日になって痛み出した。
これからしばらく引越荷物の整理に当たらなければいけないというのに、肝心の腰を痛めては何もできない。気をつけてはいたんだが、知らないうちに無理していたかもしれない。
腰痛には過去に何度も泣かされた。いちばんひどかったのは養護学校時代にやった時。プール指導の後、帰りに生徒に渡す連絡帳を書いていて、その子にハイと渡そうとして中腰になった時に激痛が走った。
翌日、職場の近くに「カイロプラクティック」の看板を見つけ、藁をもつかむ思いで飛び込んだら、これが何ともひどいところで参った。ヨボヨボのお爺さんが自宅の一室を改造して診察室にしたような造りで、硬いベッドが一台置いてあるだけ。隣の部屋からは家族の団欒の声が漏れ聞こえる始末で、しまった入るんじゃなかったと後悔したが後の祭り。
ベッドに上がり仰向けになろうとするが腰を伸ばせない。再度言われたがどうにもならない。伸ばせませんと言ったら、ヨボ爺、力任せに腰を伸ばそうとするではないか。何をしやがる、やめろジジイと抗おうとしても腰が言うことを聞かない。どこにその力を蓄えていたんだと思われるくらいの力で腰を伸ばしにかかる。そうなればもう、ぎゃああああ、と声張り上げて叫ぶしかない。
帰りに薬をもらったような気がするが、それを飲んだ記憶がない。たぶん痛み止めか何かだと思うが、袋ごと捨てたかもしれない。
さらに翌日、そのことを職場の同僚に話したら、いい病院を知っているからそこへ行くといい私はそこで治した、と言って湘南台のとある整形外科を紹介してくれた。
腰を痛めたのは夏休みに入る直前で、休み中に集中治療できたのは幸いだった。それでしばらく通院して痛みは治まったが、完治するまでには至らなかった。
腰痛はやがて5年後に再発し、新採用の後輩に車椅子で教室まで運んでもらうハメになるのだが、その話はまた何かの機会に譲りましょう。(あ)

【写真】ブランコ公園の枝垂れ桜。

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孫が伊豆へ来た時に必ず散歩に出かけるブランコ公園。正式には「立花小公園」と言うのだが、孫はブランコがあるからブランコ公園と呼んでいる。去年はここに新たに鉄棒が設置された。
先日、米朝氏があやめ湯で枝垂れ桜の名所のことを話した時「お宅の近くにもあるら」と言われ、そうだそういえばと思い出したのがこの枝垂れ桜だった。ちょうど今が満開、といったところか。

【淡彩画】うす雲から透ける光(No.65)

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ポイントは「白い光の広がりと空の色との境目はできるだけ緩やかにぼやけるように描く」こと。
あらかじめ紙を濡らしておいて、薄い色を滲み合わせながら塗り広げた。これまで描いた空のうち、ようやく納得のいく描き方ができたかな。
ただ、右側の青空を塗る時、紙に絵筆の毛が一本抜け落ち、それを取り払おうとして爪でひっかいたら紙の繊維まで剥がれてしまった。それで青色を重ね塗りしたら、青が濃いままそこに染み込んだ。紙はマルマンvifArtの細目。水彩画用の紙って意外にデリケートなんですね。

【タイムラプス】4月8日(土)6:12〜8:18の韮山方面の雨空。31秒。

【歩数】6,491歩。