いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

コーヒーの苗かの国の春寄せて

今日は月例ミーティング。
そこへ母親の介護で3月末まで休むと言っていたスタッフが顔を出した。とりあえず現状を職場に報告しておかなければいけないと思って顔を出したと言う。
お母さんは倒れて病院に運ばれたけれど、意識はしっかりしていて食事も摂れているとのこと。それを聞いて皆さん一安心。ところが、その人が続けて言ったことに一同動揺が走った。
「こんなに休んで皆さんに迷惑をかけているし、今後もずっと迷惑をかけることになるから、私、辞めようと思って、それを言いに来た」。
まさかそんな展開になるとは思っていなかったので、その人の突然の辞める発言に座は動揺の色を隠せない。そんなこと言わないでください、迷惑をかけるとおっしゃるなら辞めることのほうが迷惑をかけると思って考え直してください、みんな同じような家庭事情を抱えているし、困ったときはお互い様でフォローしながらやっていきましょうよ、辞めるなんておっしゃらないでください、と異口同音に説得にかかる。
説得の背景には、10人目がまだ決まらないという事情もある。いや、それが主だったろう。4月当初は9人体制でスタートする可能性も視野にいれている中での辞職宣言だったので、ここでまた一人減ったらどうなるの? という不安が色濃く出ての説得だったと思う。
懸命の説得の甲斐あってか、結局、その人は辞めずに続けることになった。けれど、やってもあと一年だろうな。年齢は私より二つ下で、続けようと思えば残り4年は勤められる勘定になるが、たぶん来年で辞めるだろうと見ている。
ベテランたちが辞めていった後の補充が間に合わない。来年度は非常に厳しい運営になるだろうが、手当をもっと厚くするとか、介護休暇を十分取れるとかの待遇改善をしない限り欠員の穴は今後も埋まらないのではないだろうか。(あ)

【写真】コーヒーの苗。

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床屋さんからもらったコーヒーの苗が、ゆっくりゆっくり成長している。小指の爪ほどだった先端の葉が、水を霧吹きで噴きかけるやり方から醤油差しでじょぼじょぼかけるやり方に変えたら成長の勢いが増して、あっという間にこんな具合になった。コーヒーだから乾燥に強いかと思ったが、そうでもないらしい。たっぷり水をやった方がいいみたい。
成長の勢いが増したとはいえ、床屋さんのコーヒーの樹に比べればまだまだ小さい。床屋さんのは一年で天井まで届いているのに、うちのはもらってから4ヶ月経ってもまだiMacの画面の高さに届かない。でもそのほうが、人生ゆっくりでいいんだよ、ゆっくり行こうよ、と語りかけているようで、何だか癒される。

【淡彩画】近景を含む山並み(No.44)

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ポイントは「目の前にある石が敷かれた歩道や岩と、山並みの大きさや位置関係を見比べながら描く」こと。
近景と遠景と、どちらを先に描くか。一般的には遠景から描き始めるのだそうで、私もそうした。そのほうが何となく描きやすい。空は、山を描いた後に描いた。
中央手前の山の形がとんがりすぎた。気づいたのは色を塗ろうとしたときで、その時は既にフィクサチーフを吹き付けてしまっていて描き直しはできなかった。初歩的なミスです。
また、遠景の山が濃すぎて重たい。もう少し淡く仕上げるべきだった。
残りあと100枚。まだまだ修行が足りません。

【あやめ湯】18:32〜19:13(2→2人)

【タイムラプス】3月14日(火)6:03〜8:20の韮山方面の雨空。34秒。

【歩数】1,607歩。