いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

春昼や店切盛りす老姉妹

朝の一番電車で伊豆から藤沢税務署へ向かう。
昨日のうちに藤沢に戻り、そこから税務署へ向かってもよかったが、伊豆の家に運ばれる家具の置き場所を考えていたら夕方になってしまい、それで今日の朝一番で向かうことにした。
電車が平塚駅に入ろうとするところでアナウンスがあり、前を走る電車に車両点検の必要が生じたため、電車は平塚駅に臨時停車して安全確認の終了を待つ、という。急いでいるときに限ってこういうトラブルが起きる。それにしてもアナウンスの声が、いかにも原稿を棒読みするふうで、電車が遅れて申し訳ないと口では言うがその気持ちがまるで伝わってこない。何だか逆に楽しんでいる調子に聞こえて不愉快だったが、電車内の人たちは至って冷静に聞き流している。日本人って勤勉だなあ。
藤沢には10分遅れの午前7時45分に着いた。10分のロスで済んでよかった。
最初は市役所に寄って、本当に住基カードの更新ができないかどうか確かめようと思ったが、市役所から道路を挟んだ奥の税務署を見ると、既に列がZ型にできていて、うわ、市役所に寄っている場合ではない早く列に並ばなくちゃと思って、小走りで列の最後尾に並んだ。列の中で折りたたみのコンパクトチェアに座ってパンをかじっている外国人がいて、さすが用意がいいと感心する。毎年のことで確定申告の行列には慣れっこなのだろう。
ドアは8時半に開くとのハンドメガホンの案内どおり、寸分の狂いなく8時半きっかりに開いた。ここでもさすがお役所と思うが感心はしない。
列は静々と建物の中へ吸い込まれていく。中では所得収入と年金収入のみの人とそれ以外の収入のある人と列が分かれていた。もちろん私は前者の列に並ぶが、来年は不動産収入が加わるからもう一つの列に並ぶことになるんだな。
不動産収入と言ったって微々たるものです。それに私の財布に入ってくるわけではないからちっとも嬉しくない。その上税金をしこたま取られたんでは堪ったものではない。貧乏人をどこまで苦しめれば気が済むんだと、ああ、だんだん腹が立ってきた。
順番が来て、署員の指示で必要事項を記入し医療費の合計を計算する。医療費の合計は家のパソコンで出していたが、用意された電卓で改めて計算し直す。合計金額を示したら、担当署員は領収書も併せて提出せよと言う。あれ? 自宅のパソコンで申告した場合は領収書は不要なんじゃなかった? 去年はそうだったよと伝えたら、いえ自宅パソコンで操作しても(領収書は)出してもらうことになっていますと、あくまで出せの構え。こいつ、パソコンで申告したら領収書はいらないということを知らないな、なのだが、持参した領収書を袋に入れて合計額を記入するだけだから別にいいやと思って支持に従った。
次にパソコンコーナーに移る。案内されたパソコンの画面が見慣れた画面だったので苦もなく入力を終了した。で、結果は還付、ではなく納付。納付金を15日までに銀行に振り込まなければいけないんだと。げげっ。
確定申告は9時半に終了。その足で伊豆へ戻って出勤。家に戻る時間はなく、途中のラーメン屋でラーメンを掻き込んでの慌ただしい出勤となった。さすがに今日は疲れました。(あ)

【写真】ラーメン屋「土筆」。

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ラジオ「FMいずのくに」で名前を知って、いつか行ってみようと思いながらまだ行っていなかった店。ようやく今日行けた。
姉妹らしいおばあちゃん二人がやっているアットホームな感じの店。たまたま今日13日が「土筆の日」ということで、普段は650円のラーメンが500円で食えた。ラッキー。
評価は「良」。また行きたいと思わせる店でした。

【淡彩画】独立した山(No.43)

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ポイントは「富士山のように独立した山は、案外なだらかな傾斜角度でであることを確かめながら描く」。
いつかは富士山とまともに向き合って描きたいと思うが、今はまだその気になれない。富士山はあまりに美しすぎる。

【あやめ湯】18:40〜19:09(2→3人)

【歩数】14,968歩。