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いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

鵜の守る悠久の川春の淵

土曜午前勤務。

昨日、カミさんからメッセージが入り、今日急遽、孫を預かることをなったと知らせてきた。それで、カミさんは午前から小田原へ向かい、私は仕事を終えてから慌ただしく支度をして小田原へ向かう。そのせいで、しまった、今日の昼食の弁当箱を洗い忘れた。

小田原の孫の家には午後4時過ぎに着いた。どこへも寄らず最短でこの時間は、藤沢とたいして違わない。小田原駅からの乗り換えでロマンスカー、特急、急行を見送って時間をだいぶロスした。

カミさんの車に孫を乗せて藤沢に向かう。先週で藤沢での孫の世話は終了と思っていたが、なかなか終わらせてくれない。

「明日は早いの?」と、運転しながらカミさんが訊く(カミさんには、3月5日は三浦マラソンだと先週言ってある)。「6時には家を出るから」と私。「走るの?」って、カミさんは私が走るのだと思っているらしい。「(そんなわけねえだろ)応援だよ」と言うと、「まあ、この忙しいのにご苦労なこった」と言ったものだ。自分一人で孫の面倒を見なければならなくなったことへの不満の色が混ざっているなと思ったが、それ以上は言わなかった。

次いで、4月から無職になると告げた。本当は自分から辞めると教育課長に言ったのに、首になったとまげて言った。それでカミさんの反応を待ったら、カミさんは、無言。そのあと、「で、どうするの?」と来た。

「まあ、首と言うのだから仕方がない」と答えながら、本当のことを言わなくてよかったと思った。本当のことを言えば、何で辞めるって言ったの? と言うに決まっている。この場合、問答無用で首を切られたと言っておけば、カミさんとて諦めざるを得まい、面倒な言い訳をしなくて済むと読んでそうなった。

しかし、カミさんは諦めない。「他の仕事は探したの?」と私に訊く。

よほど私に働いてもらいたいらしい。亭主定年まで稼げ、の心根である。

「面接を受けたが落っこちた」と、こちらは事実をそのまま言った。まだ仕事をやろうとはしたんだよというポーズを見せておく作戦だったが、ポーズだけでなく、採用になったら実際やる気ではいた。だから、一昨日の不採用通知は正直言ってちょっとショックだった。

これで4月から無職になる私だが、ようやく仕事のない生活が始まるんだなと思うと、実感が湧かなくて戸惑う。さて、毎日何をして過ごそうかと考えて、今の私には絵があることをしみじみありがたく思った。毎日やりたいことがあるというのは、こんなにもありがたいことなんだと改めて思った。

 

【写真】川鵜が羽を休める狩野川

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伊豆長岡駅へ歩いている途中で撮った。柔らかな春の日差しを受けて、テトラで羽を休める川鵜も気持ちよさそう。

このポイントから眺める富士山は私のお気に入りなのだが、どうもこのテトラが景観を損ねていて満点をやれない。見えないように川底に沈める程度に護岸できなかったのだろうか。

 

【淡彩画】春の山(No.34)

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まさに季語で言う「山笑ふ」のイメージで描いた。手前の菜の花畑、その向こうに民家と桜並木を描き、全体的に気だるそうな、それでいて明るい春山の感じが出せたと思うがどうだろう。

 

【歩数】7,782歩。