いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

休館のホテル明かりて寒戻る

【写真】久々に明かりの点いた向かいのホテル。

f:id:jijiro:20170117193232j:plain

あやめ湯から帰ってきたら、向かいのホテルに灯りが点いていた。駐車場にはトラックが駐まっている。引っ越し用のトラックにも見えるし、食品を運搬するトラックのようにも見える。トラックの後ろに白い乗用車が見え、写真には写っていないが、右手茂みの裏にもう1台乗用車が駐まっていた。これも白。

そこから、現在置かれているホテルの状況を想像してみる。

昨年5月から休館となっていたホテルは、再興困難と見て売りに出された。それを買ったのが都心で介護老人施設を運営する会社。この会社は温泉付きのリゾート風老人ホームを新たに設けようと温泉地を中心に物色していた。そんな中、温泉付きで、しかも富士山が眺望できるこのホテルが売りに出されていることを知り即決で購入を決めた。

それで、明け渡し期日も近々に迫ってきたところで、ホテル経営者は業者を頼んで家具インテリアを搬出することにした。日中は他の仕事で時間が取れず、搬出作業は夜になってしまった。白い乗用車はホテル経営者のものだろう。トラックは引越し業者か。するともう1台の乗用車は誰のものか。不動産屋さん? いえいえ不動産屋さんは、こんな夜遅くまでご一緒しないでしょう。ならば誰? 厨房を任されたコック長? ホテルを買った買主さん? 

そもそも家具調度類を搬出するんだったら、トラックの後ろに車を駐めたら邪魔になるでしょう。ということは、このトラックは引っ越し用ではない?

う〜ん、ここで想像力が切れた。というか、このブログを読んでくれる人は、こんなことを書いて何になるんだろうと思っているかもしれないと思えてきた。

作家と呼ばれる人たちは、こんなことを書いて何になると思ったことはないのだろうか。何が面白くて作り話を書き綴るのだろうと思ったことはないのだろうか。

ものを書いてなんぼの世界で生きているプロは、ともかく書かなければ生活できないのだから書くしかない。しかし何でも書けばいいってものでもない。書いたものが読んでくれる人の心に響かなければいけない。売れなければ干される。

何でも書けばいいという立場はプロには許されないが、我々一般人には許される。だから、書くことが楽しいから書くというのは有りだ。読んでくれる人のことは、いつも書きながら意識します。時として自分の独り善がりが暴走することもあるけれど、暴走したらしたで、それがその時の自分の思ったことだからと、それに従うことにしている。

こんなことを書いて何が楽しいの? と言われれば、楽しいと言う。私の場合、よし、今日はこれについて書こうと思ってブログを書くというよりも、今日のように、撮った写真から話を進めることが多い。写真の説明をちょこっと付け足そうと思って書いているうちに、その話が自分でも思わぬ方向に展開していって収拾がつかなくなることが間々ある。でも、それが結構楽しかったりする。

1月15日(日)の記事で「一太郎2017」のことについて触れ、これを使えば小説家の気分になれるかも、と書いた。その気分を引きずって、今日、1枚の写真からあるストーリーを展開させようと思ったが、途中で頓挫してしまった。やっぱり私はもの書きにはなれない。(あ)


【タイムラプス】1月17日(火)6:28〜8:41の伊豆長岡の空。33秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/1313717165352824/


【あやめ湯】18:32〜19:11。2→3人。


【歩数】2,164歩。