いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

長芋を食み故郷の雪に馳す

【写真】今日の誕生日会で出されたピザの余り。

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誕生日会のおやつのメニューにはいつも頭を悩ませる。私が、ではない。頭を悩ませるのは私以外のスタッフである。

これまでの誕生日会では、主にケーキを出していた。それが、今月はクリスマス会もあるというので、ケーキはそちらに回し、では今回はピザにしようとティータイムの雑談で決まった。

こういう時の女性陣の情報量の豊かさは大したものだ。いつも感心する。どこそこのロールケーキが旨いだの、ショートケーキだったらあそこの店がいいだの、ほんと、よく知っている。

私はこういう方面にはとんと疎く、まったく蚊帳の外で話の進行を見守るだけである。女性陣もその辺はちゃんとわきまえていて、決して私にどうですか?などと訊いてくることはない。

こんな時、私は、就く仕事を間違えたな、と落ち込むのである。

誕生日会に何人の子どもが出席するかを予測してケーキやらピザやらを注文するのだが、足りないと大変なことになるから、大抵は少し多めに数を見積もる。それで大概は余る。今回のピザもだいぶ余った。その余った分をどうするかというと、その日出勤したスタッフで分担して買うのである。1切れ100円。私はビールのつまみにと一つだけ買った。

そんなふうにして醵出した小銭は、積もり積もって約7,000円ほどになるという。そのお金、最終的にはどこに収まるのだろうと思っていたら、その思いを察したのかどうか、サブリーダーが「このお金で曼荼羅の塗り絵を買ってもいいわね」と提案した。なるほど、それはいいアイデアだ。それなら子どもたちも喜ぶだろう。

ビールのつまみにしようと買ったピザは、結局つままなかった。あやめ湯の帰りにスーパーで買った半額惣菜と長芋のバター醤油焼きで腹一杯になったのである。

最近、長芋のバター醤油焼きに凝っている。長芋は、もちろん青森県産。

私は長芋が大好きで、小さい頃から好んで食べていた。基本的な食べ方は、おろし板でシャッシャッとおろした長芋に醤油をかけるだけの、いたってシンプルなもの。あれだけでご飯が食えた。

長芋に生卵を落としワサビをつけて食べるようになったのは、カミさんと一緒になってから。ただし、カミさんは長芋の皮を剥くと手が痒くなる人なので、長芋を切るのはもっぱら私の役目ではあった。

そしてある日、職場の同僚と入った居酒屋で長芋醤油漬けと出会う。そのあまりの旨さに、よし、これを家でも作ってみようと、それからしばらく長芋の醤油漬けに凝った時期があった。

巡って今は、バター醤油焼き。マーガリンをやめてバターをパンに塗るようになってから、何か手軽なバター料理がないかとクックパッドで検索したら、このレシピが紹介されていた。

早速試したら、焼けた醤油がほどよく染み込み、シャキシャキした食感がたまらない。レシピにはなかったが、これにちりめんじゃこを散らしたら、もう最高のつまみとなって、以来すっかり病みつきになってしまった。酒が進むこと進むこと、おかけで「いいちこ」の減りがとみに早くなり、こりゃ死ぬまで糖尿病は治らんわ、という始末なのである。(あ)

【タイムラプス】12月16日(金)6:27〜8:41の伊豆長岡の空。33秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/1287075678016973/


【あやめ湯】18:33〜19:11。3→2人。


【徒歩】3,252歩。