いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

冬ざれの廃館に猫番を張る

先月、小林麻央さんのブログ「KOKORO.」の読者に登録した。

読者数は今日現在で1,291,532人。すごい数です。これはもう社会現象と言ってもいいでしょう。

9月にAmebaブログを開設したことは知っていたが、読者登録はしていなかった。それが先月、私のこのブログを楽しみに読んでくれているという高校時代の同級生がコメントをくれて、よかったら私の雨風呂も読んでというので読者登録をした。その時に、同じAmebaブログに小林麻央小林麻耶姉妹の名を見つけ、ついでと言っては失礼だけれど、お二人のブログにも登録した。

それからずっと麻央さんの癌と闘う記録を読ませてもらっている。麻耶さんのブログは、妹を気遣い励ます姉の思いとして読んでいる。

それで昨日、麻央さんのブログタイトルに「いちょう〜國學院高校」とあって、おっ、と思った。そうか、麻央さんは國學院高校の出身だったんだ。

国学院」と書かないで「國學院」と旧字体で書いたのが嬉しい。なぜ旧字体なのか。それは固有名詞だから。國學院の出身者は、この旧字体にこだわるのです。私は國學院高校の出身ではないけれど、大学で7年ばかり世話になった。「国学院」の表記だと、髭を剃り落とした漱石・鷗外みたいで、どうもしっくり来ないのです。

今「鷗外」と書いたが、この「鷗」の字はパソコンが広く普及してからもしばらく「鴎」のままだった。「森鴎外」と打つ度に違和感を覚えたものである。同じように違和感を覚えた字に「顛末(顚末)」「掴む(摑む)」がある。

さて、麻央さんのことだが、ブログに載るご本人の顔写真を拝見すると、相当険しい状況であることが見て取れる。懸命に闘病しているのがヒシと伝わって来るだけに、「頑張って」と軽々に言えない重々しさがある。かけてやる言葉が見つからない。ただ祈るしかない。

それにしても芯の強い人だ。芸能人ということであれば「見られている自分」を意識して、美しく着飾った自分を見てほしいと思うのが当然なのに、彼女にはそれがない。ありのままの姿を写真に見せる。これはすごい覚悟だと思う。

ブログ「KOKORO.」の読者登録数はまだまだ増え続けているという。このすべての読者の思いが麻央さんに奇蹟をもたらしてくれるよう、ひたすら祈るばかりです。(あ)

写真は、只今休業中の向かいのホテルで睨みを利かせる猫。

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営業中はきれいなレンガ敷きだった駐車場も、今ではこんなありさまになってしまった。

この猫は、たまにうちの庭を横切って糞を残していく猫である。6畳和室で庭を眺めながらコーヒーを飲んでいると、威風堂々たる風貌で目の前を通り過ぎて行く。このクソったれ猫め! 庭に糞を垂らすんじゃねえという怒りを伝えるために、窓ガラスをガツンと叩いてこちらの存在を知らせる。キッとねめる相手の目が私の目と衝突した瞬間、敵はサッと身を翻して飛ぶように立ち去る、かと思いきや、それくらいで驚いてたまるかの足取りで悠然と歩を進めるではないか。まったく人をナメきった猫なのである。今度うちの庭に来た野鳥を襲ったら承知しねえぞ。

タイムラプスは、12月9日(金)6:39〜8:52の伊豆長岡の空。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/1279069322150942/

あやめ湯(18:36〜19:10)3→3人。

3,490歩。