いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

我が草屋来て休まれよ寒雀

今日は職場の年末大掃除。
去年は土曜勤務の人だけで本館のワックスがけをしたそうだが、今年は、どうせなら全員でやろうということになって、土曜勤務(7:45〜)の人とは別に8:30に出勤した。
10人全員をワックス班、外周草取り班、換気扇・窓拭き班の3班に分ける。私は他の二人とワックスがけを担当。
床の染みはメラミンスポンジで落とす。ポリッシャーは使わない。ワックスを塗るのは一教室分だけだからそれで十分。大体ポリッシャーがあったところで保管する場所がない。メラミンスポンジでこすれば床に張ってあったビニールテープの跡なんか簡単に取れる。
ワックスがけと窓拭きは10時までにほぼ終了し、全員が草取りに回る。この草取りが大変で、昼食の時間まで取りきれなかった。それで一旦昼食を摂り、昼食後に再開しましょうとなったのだが、再開する草取りの場所が、子どもたちが四つ葉のクローバーを摘む場所だと言う。
えっ、そこはそのままでいいんじゃないの? 目障りな草じゃないしと思っていたら、リーダーが「ご都合のある人は午前中で上がって結構ですよ」と声をかけてくれたので、都合はなかったけれど、ではお言葉に甘えてお先にと、とっとと帰ってきた。残った人(時給は出る)には申し訳ないが、弁当を食って午後までやる作業ではない気がした。
11時半に職場を出て、大仁の狩野川公園へ向かう。この公園では毎月第一土日の2日間、蚤の市が行われる。これが頭にあったから職場をお先に失礼した。

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ここで柱時計が売りに出てていないか、手頃な値段だったら買おうというつもりで行ったら、あった。あるテントに一つだけ横になっていた。が、値札が付いていないから、いくらとも分からない。

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私「これ、動きますか?」
ご主人「ああ、動くよ。横浜の知り合いに6000円で修理してもらった。明治時代の八角時計で、中の部品は立派なものを使っていると修理してくれた人が言ってたよ。振り子の扉の窓絵は珍しいもので、鋲もしっかりしている。こんなの今じゃなかなか手に入らないよ。お客さんが欲しいっつんならイチロク(1万6000円か)で手放してもいいよ。向こうにある大きい壺は室町時代のもので35万で、手前の小さいほうは、これも室町時代のもので30万」
壺の値段なんて訊いてない。古いものは味があってそれだけ値も張ると言いたいのだろうが、イチロクと聞いて、とてもじゃないがそんな金は出せないと諦めた。
そのご主人、柱時計は音がうるさくて夜寝られないから、夜だけ時計を止めて朝になってまた動かす人もいると言っていた。なるほど、そういうことは十分あり得るな。レトロな雰囲気だけで柱時計を見ていたが、柱時計については改めて考え直したほうがよさそうだ。
帰りに、出口に一番近い店で鳥かごを見つけた。500円の値札が付いている。ああ、兄が家でシジュウカラを飼っていたときと同じ鳥かごだ。と手にとったところ、竹ひごが1本折れて取れかかっていた。これで100円まけてもらおうと交渉したら、じゃあ400円と言ってまけてくれた。
家に持ち帰って、折れた部分をミシン糸で巻き、アロンアルファで補修する。それを濡れ縁の軒下に吊るしていたら、玄関を出てきた南隣りの奥さんから声をかけられた。「今度は、何をするんですか?」
何だかわけの分からないことをいろいろする人だと、私のことを見ているようだ。「小鳥を呼ぼうと思って」と言ってはみたものの、実は具体的な鳥かごの使い道なんて考えちゃいない。あっ、鳥かごだ、懐かしい、安い、まけるんだったら買っちゃえと思って衝動買いしただけだ。用途はこれから考えます。(あ)

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タイムラプスは、12月3日(土)6:03〜7:59の伊豆長岡の空。
あやめ湯(17:14〜17:55)5→3人。

4,177歩。