いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

凩や妻は今頃なめこ汁

タイムラプスは、11月23日(水)7:17〜9:38の伊豆長岡の空。
デッキに上がったらやや風が強かった。それでも、いつものようにベンチを立てかけてiPhoneをセットした。多少の画面の乱れは覚悟したが、それはそれで後で見て、ああ、この日は風が強かったんだなと分かるからいいだろうと思って、階下に降りてブログを書き始めた。
パソコンの後ろの障子戸を開けてキーボードを打っていると、向かいのホテルの屋根が、あれはコロニアルという材質だろうか、縁のところのそれが灯油ポンプの弁のように、風にあおられてへこへこ動いている。今にも剥がれて飛ばされそうだ。すると今度は落ち葉が下から浮き上がってきた。障子戸もがたがた震えている。
結構強い凩が吹いているなあ。一日ずっと吹いているんだろうか。こんな風の中を湯へ行くのもダルいなあ。時折窓の外を眺めてはそんなことを思い、さてタイムラプスの撮影もかれこれ2時間は経ったから、この辺で仕舞い込むかとデッキに上がったら、
ない、iPhoneをセットしたベンチが、ない。強風にあおられて吹き飛ばされてしまったのだ。下を覗くと隣家との境の柵(所有は隣家)にベンチが乗っかっている。iPhoneは? IPhoneはどこと探したら、手前の敷地内の雑草にうつ伏せになっていた。
やっちまった、iPhoneは無事か、画面は、画面はヒビが入っていないか、2年前にしでかしたみたいに画面ヒビだらけだったらどうしよう。
急いで救助に向かって、まずはiPhoneを確かめる。ほっ、ヒビ割れてはいなかった。タイムラプスの撮影はそのまま続いていたので、まずはそれをストップさせる。動作は大丈夫、故障はないようだ。角に土が少し付いていたのと、画面左下に小さな枯れ草が付着していただけで大事に至らずに済んだ。土を払い落とし、3mmほどの枯れ草を指で拭い落とそうとしたが、ん? 取れない。爪を立ててもう一度やってみたが、やはり取れない。枯れ草と思ったのは、実は落下で負った傷だった。
やはり傷がついたか。デッキから落っこちて無傷なわけないよな。でもまあ、何はともあれ小さな傷でよかった。
午後になって、隣の奥さんが息子さんと一緒に我が家にやって来た。「うちの庭にこんなものが落ちていたけど、これ、お宅のじゃないかしら」と言って、両端の木ねじがあらわになった角材を見せる。それはまさにベンチの足を支えていた角材。こんなにきれいに外れるものかと思えるくらいきれい外れていた。落ちたベンチを拾いに行ったときは、この角材がないことに全然気づかなかった。
「申し訳ありません。大丈夫だったですか? どこか傷めた箇所はありませんか?」と尋ねて、「別に何ともありません」と言ってもらえて助かった。でも、明日からは同じようにベンチを立てかけることは、もうできないな。同じことをしたらお隣さんに不安を抱かせるだけだ。そうそう、お詫びの印に菓子折りを持って行かなくてはいけませんね。
というわけで、今日のタイムラプスは、世にも貴重な落下シーンも楽しめる(?)動画となりました。(あ)
今日の絵は、沼津内浦港に係留された漁船とプレジャーボート

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久々の絵です。今回は写真のように正確に描くのではなく、何となくそれらしく見える、という辺りを狙ってみました。紙はB4版細目。
あやめ湯(18:46〜19:18)2→2人。

475歩。