いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

我が家まで木の葉寄せ来る風の道

今日、職場に行ったら自分のロッカーの扉に意向調書の書類がぶら下がっていた。スタッフへの配付物はマグネットクリップに挟んでスチールロッカーにぶら下げておくのである。私が担当している「月報」(毎月の活動報告書で、市にも提出する)もそうしている。
意向調書の提出締切日は今月25日。さて、来年度はどうするか、ここ一週間で決めなければいけない。一週間といったって私の腹はすでに決まっている。継続勤務の希望は「ない」である。
今の仕事を来年も続ける気のないことは、カミさんにはまだ言っていない。むろん、職場の人にも言っていない。言っていないが、私の意向をうっすらとは感じ取っているかもしれない。別にそれでいい。私の意向を知ったところで、あっそう、程度の反応しかないだろうから。
職場はこのところ人事異動の憶測が飛び交い結構な盛り上がりをみせている。私は蚊帳の外でそれを聞いている。
こういうチームを組んでやるような仕事の場合は、あの人とは一緒にやりたくないという感情が先行することが多い。どこそこの誰それは生理的に受け付けない、ダメ、無理、もしそこへ異動になったらアタシ辞めるからと露骨に言う人もいる。でも、そういう人っていざとなったら辞めないんだよなあ。
今の仕事は、今年1月、伊豆の国市の広報で知った。当時、非常勤講師として勤務していた高校は3月で終わりだということは分かっていて、引き続き非常勤講師の空きを待つという手もあったが、待っても確実に声がかかる見通しもなかったので、思い切って市の非常勤職員募集に応募してみた。それで4月からの採用になった。
もともと学童保育という仕事に多少の興味は持っていた。が、いざ職場に入ってみると、やはり9人の女性職員に男性1人という環境は相当場違いな気がして、しまった私の来るところではなかったと後悔した。
特にその気持ちを強く持ったのは、お茶タイム。いわゆる女子会で話題になるのはどんな話か知らないが、たぶんこんなことを話しているんだろうと思われるような内容が、饒舌に、間断なく続けられ、これはとてもついていけないと、ほとほと閉口したものだ。でも、やったからには1年間は責任を果たそうと決め、現在に至っている。
子どもたちもだいぶなついてくれたし、お迎えの親御さんの顔も覚えた。このまま2年目を迎えれば新1年生を覚えるだけだから楽になることは分かっているが、でもやらない。やらないで絵を描く。
65歳まで働くというカミさんにがたがた言われたくないから、非常勤講師の空きを待つという姿勢を見せる。だから県には登録だけはしておく。それで絵を描く時間を確保しようと思っているのです。
写真は、落ち葉散り敷く家の前の道路。昨日、床屋から帰ってきて撮った。

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写真左に桜の木が1本見え、写真に見えないところにもう3本桜の木がある。散った落ち葉は風に吹かれて我が家の前に吹き溜まる。カミさんが伊豆へ来ると分かった日などは、ちゃんと手入れをしているところを見せようと庭箒を持ったりもするが、そういうことでもなければ大抵はそのまま放ったらかしにしておく。大体、きれいに掃いたところで、きれいにしたそばからはらはら落ちてくるのだから、掃いても掃いてもキリがない。
掃き溜めた落ち葉で焼き芋でも焼ければ掃き甲斐もあろうが、集めた落ち葉はゴミ袋に詰めて捨てなくてはいけないのだから、まるでやる気が起きない。
敷地から道路へはみ出した雑草は、伸びた鼻毛のようでさすがにみっとっもないから刈るが、落ち葉の場合は、なに、そのうち風がどこかへ運んでくれるさと、すっかり風まかせなのである。(あ)
タイムラプスは、6:24〜8:45伊豆長岡の空。
あやめ湯(18:35〜19:09)4→2人。

4,465歩。