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いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

九路盤使われぬまま十一月

写真は、放課後児童教室の図書コーナー。

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おやつの時間になると、子どもたちはここから本を選んで班(8班ある)のテーブルに就く。向かって右側の棚には、『かいけつゾロリ』、『ミッケ』、『大迷路』などの教室所蔵の本、左側の棚には図鑑や図書館から借りてきた本がある。また、奥のダンボールの棚には今年6月に読売新聞社から寄贈された本がいくつか置いてある。
図書館からは毎月40冊借りてくる。どういう本を借りるかは図書館側に任されていて、こちら側からの希望は出せない。図書館が本を貸し出す児童教室は4教室あって、それぞれの教室から希望を聞いていたのではとてもやりきれない、ということなのだろう。おそらく、40冊をひとまとめにして、それを4箇所の児童教室に順に回しているといったところか。
選ばれる本は絵本が主で、だから対象は1、2年生ということになるのだが、教室の1、2年生のほとんどは右側の棚の本を選ぶ。図書館から借りてきた本にはあまり手を出さない。なぜか図書館の本は不人気である。
思うにそれは、おやつの時間が賑やかすぎて、おやつを食べ終わった後も本読みに集中できないからではないか。だから、ストーリーを頭に構築するよりも、周りが賑やかでも平気な迷路とか間違い探しの本を選ぶのだと思う。私などは、絵本の絵を見るだけでも十分楽しいのだが、子どもはそういう楽しみ方をしないようだ。
問題は、4年生の読みに耐え得る内容を持った本が皆無だということ。4年生ともなれば背伸びしたくなる年頃でもあるし、読む本がほぼ絵本しかないというのではあまりにかわいそうだ。4月からそのことが気になっていて、歴史に興味をもつ子もいるのだし、そういう子には家から好きな本を持ってきてもらって、それをおやつの時間に読むようにしてもいいのではないか。そんなふうにリーダーに言ったこともあったが、受け入れてもらえなかった。私物を教室に持ち込まないというのが原則、の一点張りだった。
誰かが私物を持ってくれば、周りの子も興味を示し、どれ見せろとなる。それで見せろ見せないの諍いになり、破損されたり取っ組み合いになって怪我でもされたら大変だ。誰が責任を持つ。私物持ち込みを許可した教室が悪い、となるに決まっている。
そう言われれば何も言えない。そんなつまらないことで責任を取りたくない。それで、教室の4年生に本を読ませるのは諦めた。好きなら勝手に家で読むだろう。図書館から借りて来るだろう。その方がいい。無理して読ませようとしても効果はない。無駄、無駄。反発されて暴れられるだけだ。そんなところにエネルギーを使うんだったらもっと別のところで有効的に使いたい。
そうか君は歴史が好きなのか、じゃあ、歴史に出てくる人物で誰がいちばん好き? とか、アニメが好きな子には、今度一緒に絵を動かしてみるかい? とか、例えばそんなふうに話しかけて興味をくすぐる。そういった方面にエネルギーを使いたい。
それでこの夏、教室を走り回る子をとっ捕まえて囲碁を教えようと思ったのだったが、これが見事に失敗。最初は物珍しさも手伝ってやってみようと言ってくれる子もいたが、それも尻すぼみになり、そのうち教室から一人去り二人去りしてやる人が誰もいなくなってしまった。
写真に写る奥の壁には私が板目紙で作った囲碁の9路盤と13路盤が立てかけてあるのだが、今は全く見向きもされずに埃をかぶっている。(あ)
タイムラプスは、11月11日(金)7:33〜10:04の韮山方面の空。
あやめ湯(18:36〜19:05)2→2人。

2,985歩。