いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫の世話もういいだろう秋曇

藤沢で孫の世話。

午前10時、文具スーパーの開店を待って孫を連れて出かける。文具スーパーは今日が新装開店セールの最終日で、せっかくだから孫にジグソーパズルを買ってやろうと思った。

ところが、孫は二人ともジグソーパズルにはまるで興味を示さず、お兄ちゃんはガンダムのプラモデル、孫娘は筆箱ときらきらシールを買ったものだ。放課後児童教室ではジグソーパズルは割と人気で、そんな様子を見ていたから、よし今度、うちの孫にも買ってやるべえと思っていたのだったが、すっかり当てが外れてしまった。

孫と一緒に店に行くと、こちらの欲しいものが買えない。先週の下見で偶然見つけたイーゼル(4,000円)を、孫の買い物にちゃっかり便乗して、カミさんの財布から買ってもらおうと密かに目論んでいたのだったが、孫の動きに振り回されて、それどころではなかった。孫娘のシール選びに付き合っているとお兄ちゃんはどこかへ行ってしまうし、お兄ちゃんを探しに行こうとすると孫娘が「うんち」と言い出すし、カミさんはといえば、あら、これ安いわと、ショッピングカートに特売目玉商品のトイレットペーパーを積み上げて、孫の世話はあんたに任せた体勢なのである。

昼食後、孫の子守をパソコンに預け(YouTubeで仲良くドラえもんを見ていた)、息子が使っていた部屋の整頓をする。まずはスチールラックを解体し、中途半端な高さのソファーテーブル、本棚と、順に解体していく。後はこれらをカミさんの車に積んで伊豆へ運ぶだけ。

解体すべきものを解体し終えたところへ、台所に立っていたカミさんが部屋を覗きに来た。棚から出したものを整理しないで、とりあえずそのまま床に並べておいたら、これじゃどこに何があるか分からないじゃないの、◯◯(息子)の残していったものは、(あなたのと)ちゃんと区別してくれないと……、息子宛の郵便物があったでしょ? あれ、どこへやったの?

車で運べるように棚類をコンパクトにまとめてやったつもりが、逆に余計なことをしてくれたと言わんばかりに私に文句を言う。息子宛の郵便物は、息子の洋服を吊ってあるクローゼットに、それとすぐ分かるように仕舞っておいたが、カミさんの言い様にカチンときた私は、そのことを告げずに「だったら自分でやれよ」と、その後の整頓を放り投げてしまった。

今週の4日(金)に、買取業者が内覧に来ることになっている。カミさんの頭にはそのことがあって、今週2日(水)は仕事が休みだから、その日に我楽多を伊豆へ運べるだけ運んでおきたい、それですっきりした部屋を見せたい、という腹づもりらしい。そのこと自体に異論はないが、ものには言い方というものがあるでしょう。

だいたい、私はカミさんの口から労いの言葉を聞いたことはこれまで一度だってない。よかれと思ってしたことも、大抵は、余計なことをしてくれたとなるのがオチである。今さら労いの言葉をかけられても気持ち悪いだけだが、もし、仮にかけられることがあるとしたら、それはオイラの臨終のときだろうなあ。さすがにそのときばかりは余計なこと、とは言わないだろう。(あ)

写真は、藤沢の自宅マンション。エントランス前の公園で孫と鬼ごっこをしているときに撮った。

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2,466歩。