いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

曲がっても子の育てたる糸瓜かな

 あやめ湯(18:32〜19:12)4→3人。 

あやめ湯の駐車場でスキンヘッド氏と一緒になった。隣に奥さんらしき長い髪の女性。「こんばんは」と声をかけると、「あれから雨漏り、どうなった?」とスキンヘッド氏が言う。 

台風9号で雨漏りしたことをマイ桶氏に話したときに、そうか、そこにスキンヘッド氏もいたんだったか。私のぽろっと漏らした話を、スキンヘッド氏は気に留めてくれてたんだ。 

「ええ、おかげさまで、あれから雨漏りはしてないんだけど、今度また大きい台風が来たら分かりません」と答えると、スキンヘッド氏は「俺はそういう仕事をしているから、見るだけならタダだから見てやろうか」と言ってくれた。 

うわっ、この人、私の心を読めてるかも。今後、ぼろ家を直すとしたら屋根周りはこの人に頼みたいと、ついこの前思ったばかりだった。 

風呂場でも雨漏りの話は続く。「台風10号のとき、天井板をぶち抜いて雨が漏る場所を特定しようと思ったんですけど、天井板が意外に頑丈で、しばらくそのまま様子を見てみることにしました。今度雨漏りしたら、いよいよ覚悟を決めて直そうと思います。でも何せ素人なもので、どこをどう直していいのか分かりません。もしそうなったら、そのときはお声を掛けさせてもらうかもしれません」 

いやあ、言ってしまいました。これでもう屋根の修理はスキンヘッド氏に頼むしかなくなった。私はもちろんそれでいいが、問題はケチなカミさんがどう出るか、だな。これは男と男の裸の付き合いなんだということを分かってくれるかどうか。 

「天井裏を見られる場所があるら。そこから見てみたらいい。雨漏りしてるんだったら、そこが染みになってるら」とスキンヘッド氏。天井裏を見られる場所は、ある。押入れだ。押入れの天井がベニヤ板で、たまに強風が吹くと板が10センチほどずれて隙間から天井裏が見えることがある。そのことをスキンヘッド氏に言うと、「そりゃ、どっかから風が入ってきてるってことだら、そうだら?」と、やや驚いたふうに言う。雨漏りの原因はそこだと言わんばかりの顔だ。だけど、家の作りとして、外気を取り込む換気口は普通に設けられていると思うから、風が強い日は風でベニヤ板がずれることなど何ら不思議ではない。そこから横殴りの雨が吹き込み、それが雨漏りの原因になるとは思えない。だから、プロの見立てを疑うようだけれど、スキンヘッド氏の勘は違っていると思う。 

押入れ天井のベニヤ板は釘打ちしていない。横木に乗せてあるだけだから多少強い風なら簡単にずれる。ずれるのは住み始めたときから知っていたが、屋根裏の暗闇を覗くことはなかった。お化けを見てしまいそうで怖いのである。何をいい歳こいて子どもみたいなことを言ってるんだと思われるかもしれないが、怖いものは怖いのである。私は高い所に立つのも苦手だけれど、暗い穴蔵を覗くのも苦手なのです。 

でも、いつまでもそんなことは言ってられない。実際に雨漏りしたのは事実なのだから、その場所を突き止めて修理しなくてはいけない。雨滴は電球を伝って垂れたのだから、そこを何とかしなければ危なくて電気も点けられない。この際だから屋根裏を覗き込むことも含めて、丸ごとスキンヘッド氏にお願いして見てもらおうかな。 

写真は、放課後児童教室の前の花壇に植えられたヘチマ。夏の暑い盛りに、子どもたちが当番で水遣りしてたっけ。(あ) 

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タイムラプスは、9月14日(水)5:45〜8:01の伊豆長岡韮山方面)の空。 

◆ https://www.facebook.com/100001436582002/videos/1191571640900711/

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