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いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

長月や子は涙して父の背に

久しぶりに第二教室Bで3年生を担当する。第二教室Bというのは小学校校舎2階の小部屋のことで、放課後児童教室ではこの部屋を間借りして3年生が午後5時まで利用している。5時以降は本館に移動して保護者の迎えを待つ。
昨日、その第二教室Bで、ある事件が起こった。事件というほどのことでもないが、スタッフが何度注意しても言うことを聞かない3年の男の子3人を叱責したところ、うるせえ、くそばばあ、死ね、などといった暴言を吐いたという。スタッフに対して暴言を吐くのは間々あることなのだが、昨日は、たまたまその暴言を3学年担当の先生が聞きつけて、男の子3人を呼んで、「学童の先生に対して、その言いぐさは何だ!」と怒鳴りつけた。
そして、その怒りの矛先は毎度お騒がせの4年の男の子たちにも及んだ。例によって遅れててれてれ登所した男の子4人がおやつを食べ始めた(全体のおやつの時間は既に終わっている)ところへ先生がやってきた。
後から聞いたところによると、その先生は以前、中学校で陸上の指導をされていたとかで、べらんめえ口調でやたら声が大きいから、子どもたちから非常に恐れられているのだという。
「……と言っているようだが、こんなにお前たちのために一所懸命やってくれてる先生に、何の権利があってそんなことを言ってるんだ。大人をなめるんじゃない! 文句があるんだったら言ってみろ。とことん聞いてやるからこっちへ来い!」と言って、先生はおやつ中の4人を校舎へ引き連れて行った。
しばらくして4人は戻ってきた。よほど油を絞られたようで、4人ともしょんぼりうなだれていた。無言で席に着き、無言で宿題に取り組んだ。
何かしら子どもに関わる出来事があった場合、例えば鉄棒から落っこちたとか、テーブルに脚をぶつけたとか、乳歯が抜けたとか、鼻血が出たとか、腹痛を訴えたので体温を測ったとか、その日の当番に当たったスタッフは、迎えに来た保護者に状況を説明しなければいけない。この当番というのがなかなか大変で、当番の日は、最後の一人のお迎えが終わるまでずっと緊張のし通しである。
昨日の当番はサブリーダーのベテランスタッフだった。ベテランスタッフは先生に叱られた子たちの保護者が迎えに来るたびに状況を的確に説明していく。さすが手慣れたものである。そして昨日最後のお迎えの保護者が、叱られた4年の男の子の父親だった。この子は父親を大の苦手としていて、父親が玄関に姿を見せる前から既にぽろぽろ涙を流している。その父親にベテランスタッフは言葉を慎重に選びながら説明する。その緊張感がスタッフルームにもひしと伝わってくる。
一言二言、父親から言葉が返ってくるかと思ったが、そのまま何も言わず子どもを連れて帰って行った。お父さんはお子さんの涙をどう捉えただろう。
写真は、小学校正門脇の工事現場。建設中の建物は、どう見てもコンビニのようにしか見えないが、コンビニは隣で既にファミリーマートが営業中である。コンビニが隣同士になるなんてことがあるんだろうか。(あ)

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タイムラプスは、9月7日(水)5:20〜7:44の伊豆長岡の空。

3,203歩。