いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

初秋の富士や朝日のど真ん中

午前10時、不動産屋の営業マンがやってきた。マンション売却の件で先月話をした人である。 

前回話をしたときに、引き渡しの時期がはっきりしないと話が進まないと言われ、その後カミさんとも相談し、引き渡しを来春3月と決めた。そのことを受けて、今日改めて再訪してもらったのである。 

不動産の媒介契約には3種類ある。①専属専任媒介契約型式、②専任媒介契約型式、③一般媒介契約型式、の3種類。それぞれの型式の違いを説明した後で営業マンが出した書類は②。媒介契約書としては、これが一般的だという。当該宅地建物取引業者以外の業者に重ねて依頼することはできないが、自ら発見した相手方と契約を締結することはできる、というもの。要するに、他の不動産屋さんに依頼しちゃダメよ、ということらしい。別に売却を急いでいるわけでもないし、第一こんなとこ売れるわけがないという思いがあるから、売れたら儲けものくらいに受け止めて、今日来た業者と専任媒介契約をすることにした。 

売却価格は、うちのマンションの過去の成約実績を参考にして相場をやや下回る価格に設定した。 

いよいよ具体的に動き出した。とりあえず設定した価格で12月1日まで3ヶ月広告するとのこと。引き渡し希望は3月と言ってあるが、もしかしたらこの向こう3ヶ月の間に成約となる可能性もあるってことだね。これは急展開だ。売れるわけがないマンションが売れちゃったらどうしよう。 

私は伊豆に移っても一向に構わないが(老後はもともとそのつもりでいたし)、問題は藤沢に仕事を持つカミさんがどうするか。以前、マンション売却の話を持ち出したときに、もしそうなったら横須賀の実家から通うことになるようなことを言っていたから、たぶんそうなるんじゃないかな。伊豆からじゃとても通い切れないし。 

売却に当たって全面リフォームを考えていたが、リフォームは既に工事予定が入っているキッチンだけにして、他は手をつけないことにした。もし物件を見たいという希望者が現れたら、24年間の傷をありのまま見せることにする。それで買い手がつかなかったら、そのときはそのときで仕方がないと諦めることにします。(あ) 

写真は、朝焼けの富士山。 

f:id:jijiro:20160902053007j:plain

上り一番電車(伊豆長岡駅5:42発)に乗るべく狩野川の土手を歩いていたら、富士山の八合目付近で突然何かが光った。何の光だろうと思いながら商店通りに出たら、光はそこで消えた。 

光っていたのは1分くらいだろうか。金属か何かに朝日が反射して光っているように見えたが、あれだけの大きな光を反射させる金属類って何だろう。まさか登山者が大きな鏡を背負って山頂を目指していた? こんな朝早くに? 何のために? 想像を逞しくしたが、私にはソーラーパネルの甲羅を持った巨大な亀の図しか思い浮かばなかった。頭が漫画になっちゃってる。全く貧弱な想像力である。(あ) 

9,724歩。サイクル9.6km。