いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ハンモック天城連山枕とす

写真は、ヤフオクで買ったハンモック。今日の午前に届いた。

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ハンモックが欲しいという思いは前からあって、お盆休みの三連休の初日に、たまたまヤフオクを覗いたら入札締切残り10時間の商品が目に留まった。入札者はゼロ。2,000円を切る価格は手頃だと思ったし、取引評価の傘マーク(悪い評価)がゼロというのも買いの判断材料になった。それで入札したらそのまま落札者になった。
このとき頭に浮かんだのは、孫の喜ぶ姿ではなく、カミさんのとんがった角。遊び心のないカミさんの目には、ハンモックは無駄の最たるものと映るだろう。これを見た日にゃ、また無駄遣いなんかして、いったいいくらで買ったの? と言うに決まっている。だから、そう言われたら、落札価格を伏せておいてワンコインとでも言っておくことにする。500円なら孫に買ってやる玩具代くらいに思って、まったくしょうがないわねえと諦めてくれるだろう。
ハンモックがどうしても必要かと言われれば、別に無くても困らない部類のものではある。でも、ほれ、静かな音楽を聴きながらハンモックに揺られる姿を想像したりすると、あっても悪くはないかなと思う。しょせんその程度のものではあるが、最後の決め手は、やはり孫の喜ぶ顔が見たいということだな。爺馬鹿ですね。
品物が届いて、さてどこに吊るそうかと考え、吊るす場所がないのに気づいた。ハンモックを買うんだったら普通に考えるでしょう、そんなこと。基本中の基本を忘れて心地よく揺れる姿だけ想像しているのだから、まったくあんたって人は何を考えてるの? それくらいちょっと考えりゃ分かりそうなものじゃないの、とカミさんにやりこめられるのが落ちなのである。我ながら、おめでたいとしか言いようがない。
最初は、6畳和室にどうかと思った。しかし、柱に取り付ける金具が重さに耐えられるかどうかを考えると、どうも耐えられそうにない。やはりここは庭木にロープを結んで吊るすしかないか。どれ、と外に出て手頃な枝ぶりを探したが、ちょうどいいのが見当たらない。う〜ん、弱ったな、吊るすところがない、どうしようと思いながら家の中をうろうろして、囲炉裏の自在鉤を吊るしてある梁にも目が行ったのだが、梁はあまりに高すぎてハンモックを吊るすのには不向き。それで最終的に、ここしかないと思ったのがデッキ。ここなら条件がすべて適う。なんでもっと早く気づかなかったんだろう。
私ときたらいつもこうで、見切り発車で衝動買いしてしまう癖がある。もう少し分別を持って、後先を考えて行動できればいいと思うのだが、生まれ持った性格なんだろうか、それができない。カミさんも呆れ返っていることだろう。よくここまで辛抱して付き合ってくれました。いえ、これに懲りずにもう少しだけ辛抱してください。(あ)
タイムラプスは、8月16日(火)5:13〜7:28の伊豆長岡の空。
あやめ湯(18:32〜19:13)6→4人。

2,144歩。