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いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

気ままな絵気ままな臨書蝉の声

写真は、お兄ちゃん(小学4年)が描いた私。

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私を和室の窓辺に座らせてスケッチした。窓を背にしているから逆光になるのだが、顔や首に影をつけてうまく表現している。背景は右半分に障子を描き、左半分に物置の戸と隣家の窓、その手前に庭木を描く。去年とはまるで違って、格段に大人の絵に近づいてきた。
お兄ちゃんは、私がこれまで描き溜めたスケッチブックの絵を見て、それに触発されたようだ。スケッチブックは私が見せたのではなく、私が机に無造作に置いてあったのを「何これ」と言って、お兄ちゃんが勝手に開いて見たのだった。見て直ぐ自分も描きたいと言い出したので、もう一冊のスケッチブックと4Bの鉛筆を与えた。スケッチブックは、こういうこともあろうかと私が藤沢から持ってきていた。
思い立ったらすぐやれるように道具を身近に揃えておくというのは大事なことだ。今回は、お兄ちゃんは絵に、孫娘は習字に飛びついた。スケッチブックと固形絵の具は6畳和室の窓辺に、筆墨箱は8畳洋間の座卓に置いてある。どちらも私が思い立ったらぱっと使えるようにそうしている。別に伊豆に遊びに来た孫のためにそうしているわけではないが、結果として孫の遊び道具になっている。子どもだからあちこち汚して後片付けが大変だけど、それでもこちらが何も言わなくてもやるという、その気持ちを見守りたいと思う。
お兄ちゃんは、囲炉裏と和室の間の狭い隙間に座って鉛筆を走らせる。和室の框がちょうど文机の高さで、そこにスケッチブックを置いて描いている。やれ動くな足を組むなと注文が多かったくせに、できあがった絵を見ると足が描かれていない。絵に色を塗ったらどうよと固形絵の具を渡したが、色鉛筆がいいと言うのでそっちを渡した。弾力のある筆のタッチが好みに合わないのかもしれない。絵は自分でも満足のいく仕上がりだったらしく、階段下の目立つところに(そこにはお気に入りのフィギュア人形が飾られてあった)ちゃっかり飾っていた。
絵を描き終わった後、私のスケッチブックをもう一度見ながら、「じいじは自分の描いた絵で、どれがいちばん好き?」と訊くから、「これ」と言っていちばん新しく描いた絵を指した。後で、なんでそんなことを訊いたんだろうとふと思ってスケッチブックをめくってみたら、そこには見事なうんこが鉛筆で描かれていた。してやられました。
思えば、このところ私は絵を描く時間がとれていない。集中的に絵が描けたのは夏休みに入る前だった。夏休みになってから今日で10日ほど経つが、今は全く余裕がない。忙しい忙しいとは聞いていたが、夏休みがこんなに忙しいとは思っていなかった。午前勤務の日の午後は、疲れてごろごろ横になっているだけだし、午後勤務の午前だって、似たようなものだ。おまけに土曜も仕事だなんて、ああ、老後のスローライフはどこへ行ったんだ。
伊豆には大好きな景色がいっぱいあるのに描く時間がない。夏休みが終わるまではこんな日がしばらく続くだろうが、忙中の閑で、孫のように気ままに描くといったふうにやっていきたいものです。(あ)
タイムラプスは、8月4日(木)8:22〜10:36の伊豆長岡の空。
あやめ湯(18:33〜19:36)4→2人。

2,038歩。