いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

川風に提灯揺らし夏の月

あやめ湯(17:34〜18:23)4→4人。
柿の葉寿司ってありますよね、あの柿の葉って普通の柿の葉っぱでいいんでしょうか? マイ桶氏に、そう訊いてみた。
明日の狩野川祭りの花火を見に小田原の孫家族が来るというので、そのとき餅搗きでもやるかとママにメッセージを送ったら、やるやると返事がきた。で、思いついたのが、柿の葉寿司ならぬ柿の葉餅。何の事はない、搗きたての餅を柿の葉っぱに包んで食べるだけのことだが、孫が喜ぶだろうと思ってやってみることにした。
柿の葉は庭にうじゃうじゃ生えているのを使うとして、さてその葉をそのまま使うのか、一旦塩漬けするのか煮沸するのか、そのあたりを知りたくて、まずは柿の葉寿司の場合はどうするんだろうとマイ桶氏に訊いてみたわけだ。
う〜ん、どうなんだろうねと、マイ桶氏もよく分からない様子。するとそこへ、マイ桶氏の隣の洗い場の人が、湯から上がったらインターネットで調べてやるよと言って湯舟に入ってきた。その人は前に一度だけ風呂場で一緒になったことがあるが話をするのは今日が初めて。頭はスキンヘッドだが、三島から通ってくるスキンヘッド氏とは別の人。マイ桶氏に漁網(ボディタオル代わり)は使わなくなったのかねと話しかけていたから、マイ桶氏が漁網を使って体を洗うことを前から知る人のようである。
私がその人を記憶しているのは、頭の形と声だけで、顔はよく覚えていない。というのも、前に一緒になったときは私の知らない人とその人が洗い場に並んで株の話をしているのを湯舟から聞いただけで、顔を見たわけではなかった。株で儲けた話と損した話をずっとしていて、それで印象に残っていた。
湯舟で肩を並べ、柿の葉は癌に効くし糖尿病にも効くといった効能の話から、千代の富士の死、インスリン注射へと話が展開していく。なかなか話し好きの人である。もしかしたら、この先も何度かこのあやめ湯のコーナーに登場するかもしれないから、呼び名は、そうですね、どことなくゲゲゲの鬼太郎に登場する子泣き爺の雰囲気があるから、子泣きスキン氏とでもしておきましょうか。
その子泣きスキン氏が先に風呂場から上がり、続いて私が後を追うようにして上がった。私が体重を測っていると、子泣きスキン氏はロッカーからスマホを取り出し検索を始める。インターネットで調べてやるとはこのことを言っていたんだな。ほれ、この青い色の字を指で触ればいろいろ出てくるからと言って私にスマホを渡す。なかなか使い込んでますねと私が言ったら、これ、6台目だよと言っていた。iPhoneではなかった。
いろいろ見たふりをして、スマホを返す。商品としての柿の葉寿司はたくさんヒットするが、レシピとなると数は少ない。結局、柿の葉にどう手を加えればよいのかよく分からなかった。まあ、いろいろやってみることさ、という子泣きスキン氏の言うとおり、いろいろやってみることにします。
写真は、出番を待つ狩野川祭りの提灯。

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明日はこの提灯の下に屋台が並び、土手の向こうの河川敷から花火が打ち上げられる。(あ)
タイムラプスは、8月2日(火)5:06〜6:50の伊豆長岡韮山方面)の空。雷雨。

2,589歩。